熱気球で西ドイツへ脱出 実話もとにした映画『バルーン 奇蹟の脱出飛行』

映画『BALLOON』が『バルーン 奇蹟の脱出飛行』の邦題で今夏から東京・日比谷のTOHOシネマズシャンテほか全国で公開される。

1990年のドイツ再統一から30年を迎える今年。1979年に起きた実話をもとに描く同作は、東ドイツ・テューリンゲン州で暮らす電気技師ペーターとその家族が、手作りの熱気球で西ドイツを目指すが失敗に終わり、親友ギュンターの家族を巻き込んで新たな気球による脱出作戦を試みるというあらすじだ。実際に脱出劇を成功させたのは特殊技術を持たない8人の一般市民で、その半分は幼児を含む子供だったという。

監督はミヒャエル・ブリー・ヘルビヒ。脚本はキット・ホプキンス、ティロ・レーシャイゼンと共に手掛けた。キャストには、『タクシー運転手 ~約束は海を越えて~』『戦場のピアニスト』『ヒトラー ~最期の12日間~』のトーマス・クレッチマンをはじめ、フリードリヒ・ミュッケ、カロリーヌ・シュッヘ、デヴィッド・クロス、アリシア・フォン・リットベルクが名を連ねている。

作品情報

『バルーン 奇蹟の脱出飛行』

2020年夏にTOHOシネマズシャンテほか全国で公開
監督:ミヒャエル・ブリー・ヘルビヒ 脚本:キット・ホプキンス、ティロ・レーシャイゼン、ミヒャエル・ブリー・ヘルビヒ 出演: フリードリヒ・ミュッケ カロリーヌ・シュッヘ デヴィッド・クロス アリシア・フォン・リットベルク トーマス・クレッチマン 上映時間:125分 配給:キノフィルムズ
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