『文藝』緊急特集「アジアの作家たちは新型コロナ禍にどう向き合うのか」

緊急特集「アジアの作家たちは新型コロナ禍にどう向き合うのか」が4月7日発売の雑誌『文藝 2020年夏季号』に掲載される。

同特集には、閻連科、陸秋槎、イ・ラン、呉明益、ウティット・ヘーマムーン、温又柔ら東アジアの作家6人が寄稿。発売に先駆けて中国の作家・閻連科によるエッセイ「厄災に向き合って 文学の無力、頼りなさとやるせなさ」が河出書房新社の「Web河出」で全文公開されている。新型コロナウィルスによって世界に混乱と不安が拡がる現在、文学が果たす「力」や戦争や災害、厄災下における作家の使命について語っている。

そのほか同号には第1特集「源氏! 源氏! 源氏!」、第2特集「『日本文学全集』完結」、特別企画「追悼・古井由吉」をはじめ、遠野遥の青春ラグビー小説『破局』、宮内勝典、いとうせいこうの連載完結など70人超の著者陣の原稿を掲載。

書籍情報

『文藝 2020年夏季号』

2020年4月7日(火)発売 価格:1,485円(税込) 発行:河出書房新社

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