オンライン写真展『写真展「STAY HOME展 」~写真家が自室で見ているものたち~』が5月6日から開催される。
写真家のハービー・山口と、アートプラットフォーム「ArtSticker」を運営するThe Chain Museumが企画した同展。新型コロナウイルス感染拡大の影響で展示やイベントを開催することが難しくなった現状を受けて、「ArtSticker」内に特設イベントページ『STAY HOME展』を開設し、作品を紹介する。
開催に際して、国内外で活動する写真家の作品を対象に、写真家が自室で撮影した作品を5月3日まで募集中。イベントページは作品が登録され次第公開し、順次更新する。開催期間は緊急事態宣言が解除されるまで。会期後もページは消えずにアーカイブされる。現時点ではSarah Fujiwara、SARAI MARI、藤田一咲、鈴木淳らが参加している。
ハービー・山口のコメント
「STAY HOME」がこの難関を収束させるために私たちが出来る最も重要なことです。
ですが室内に籠ることは退屈で、落ち込んだりする原因の一つになりかねません。しかし、我々写真家には室内で過ごしたからこそ撮れた写真があるのではないでしょうか。自分の家の中で撮影した作品を見直し、「STAY HOME」を少しでもポジティブに考え、この時代を乗り越えようではありませんか!
いつも見ている自室の窓からの風景、見飽きた壁についた生活の跡、大切にしているライトスタンド、自分のシルエット、家族の肖像、、。こうした写真が、見た人に共感や生きる希望を与えないとも限りません。そうした一枚を同じ問題に直面している世界中の皆さんと共有したいと思います。The Chain Museumのコメント
新型コロナウイルスの感染が、都市部で急速に拡大している事態を受けて、東京など7都府県を対象に、法律に基づく「緊急事態宣言」が発令されました。
感染拡大を防ぐために、私たちは今、できることの一つは、「不要不急の外出を控え、自宅で過ごすこと」です。
不安な日々が続いていますが、家に留まるべきこの時だからこそ、アートを通じて様々な想いをはせるべくArtStickerを活用して頂けたら。日々、作家の情報を情報をお届けしてまいります。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に罹患された皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い回復と終息を祈念いたします。
- イベント情報
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『写真展「STAY HOME展 」〜写真家が自室で見ているものたち〜』
2020年5月6日(水)〜