諏訪敦彦監督の映画『風の電話』が4月24日からクランクイン!ビデオとParaviで先行配信される。
『第70回ベルリン国際映画祭』国際審査員特別賞を受賞した同作は、死別した従兄弟ともう一度話したいという思いから、岩手のガーデンデザイナー・佐々木格が2010年に自宅の庭に設置した白い電話ボックス「風の電話」をモチーフにした作品。東日本大震災で家族を失った主人公ハルが、故郷の大槌町に帰るために広島から旅をするというあらすじだ。ハル役にモトーラ世理奈、ハルと行動を共にする森尾役に西島秀俊、ハルに影響を与える人物役に三浦友和、西田敏行がキャスティング。
『風の電話』は現在も劇場公開中だが、新型コロナウイルスの影響で全国の多くの映画館が休館している状況を受けて先行配信を実施することとなった。視聴料金は800円で、72時間再生が可能。