『anna magazine』が完全リモートワークで旅雑誌制作、特集は「妄想旅」

2020.04.28 Tue

雑誌『anna magazine special issue “Stay Home, Stay Travel”』Amazon Kindle版が本日4月28日から配信されている。

カルチャー雑誌『anna magazine』が、約2週間の完全リモートワークで「部屋の中で楽しむ妄想旅！」をキーワードに制作した同誌。旅行好きのクリエイターたちが自宅の部屋の中で想像力を広げて書いた30篇以上のストーリーを掲載する特集「妄想旅日記」をはじめ、「妄想を刺激する本・映画・音楽」「妄想旅とインテリア」「妄想旅のおともフードレシピ」といったコラムなど、300ページ以上にわたる記事を収録している。

参加者は青木千加子、青山南、赤尾昌則、ACO HIRAI、IBUKI、榎本マリコ、大野隼男、小尾淳介、KAORU、梶雄太、勝山龍一（ACME Furnitureプレス）、かとうくみ、河戸良佑、菅明美、北村圭介、坂崎麻結、白坂玲奈、相馬ミナ、chappy（旅する映画館cafe de cinema）、田尾沙織、竹村卓、T.T.Tanaka、CHIHO、Nachos、217..NINA、原田学、深田美佑、福井海東、福田淳子、堀内結、Maiko、村上綾、山野恵、山本マリオ。

また『anna magazine』は、ウェブメディア「Container WEB」を通して、世界中の読者の方の「妄想旅」募集。随時オフィシャル記事として公開していく予定とのこと。詳細は『anna magazine』のオフィシャルサイトで確認しよう。

須藤亮（anna magazine）のコメント

anna magazine編集長の須藤です。
コロナウィルスの被害が拡大していく毎日の中で、僕たちの自由はどんどん奪われています。
仕事をすること、街を歩くこと、誰かとごはんを食べること。そして、旅をすること。
いつもあたり前に感じていたいろいろなことが、どれだけ特別で、かけがえのないことだったのか、日々、痛いほど感じています。
僕たちは、そんな不安定な今の状況において、メディアとして一番やるべきことはなんだろう、と考えました。
それは、少しでも世の中を元気にするポジティブな情報を発信すること。
そして、この状況においてもメディアとして発信できる新しいやり方と、可能性を探ること。
そこで僕らはリモートワークのみで、一冊の「旅」雑誌を作ることにチャレンジしてみようと思います！
特集は“Stay Home , Stay Travel.” チームanna magazineのメンバーが一緒になって、大好きな自分の部屋で、自由なイマジネーションを最大限使って、たった2週間で一冊の旅雑誌を作る。
それぞれが部屋で自由に想像した旅を、Web上のやり取りだけで編集し、デザインする。
もちろん発行は、家で誰でも見られるKindleで。
僕たちの想像力は、無限の可能性を秘めています。
たとえどこにも出かけることができなくたって、ひとりひとりのイマジネーションの中でならどんな場所にだって自由に行ける。
最高にポジティブな妄想旅で、部屋の中で過ごす時間の長い今しかできない、新しい旅の楽しみ方を提案したいと思っています。
発行は、4月末を予定していますので、楽しみにしていてくださいね！