無印良品「コオロギせんべい」が5月20日からネットストアで先行販売される。
無印良品は、世界の急激な人口増を背景に今後の食糧確保や環境問題の課題を考えるきっかけになればという思いから昆虫食先進国のフィンランドを訪問するなど情報収集を行ない、昆虫食研究の最先端を走っている徳島大学と協業してコオロギを食材とするための取り組みを開始。
「コオロギせんべい」には、徳島大学の研究をベースに衛生的で安全な環境で飼育された「フタホシコオロギ」という熱帯性のコオロギを使用。温度や湿度を一定に保つことで通年産卵させることが可能となり、食用に使用する量を生産することができるという。コオロギをパウダー状にしてせんべいに練りこみ、コオロギの味を活かすために余計な原料は使用していないとのこと。エビに近い香ばしい風味を楽しめるとしている。