松居大悟の小説『またね家族』に寄せた著名人コメントが到着した。
劇団ゴジゲンを主宰し、脚本家、映画監督、俳優としても活動する松居大悟。初小説となる『またね家族』は、自意識が炸裂する僕・竹田武志が、うまくいかない主宰劇団、余命3か月だという大嫌いな父親、変わっていく恋人など、周囲の環境が目まぐるしく変化する中、自分と「家族」を見つめなおしていくというあらすじだ。5月20日刊行。
今回コメントを寄せたのは、池松壮亮、石崎ひゅーい、朝井リョウ、ジェーン・スーの4人。
池松壮亮のコメント
亡き人を想う眼差しの先にある残像と、いくつもの痛い日々を越えてきた切実な祈りは、コロナに掻き消されるわけがない。
ジェーン・スーのコメント
なにもかもうまく行かずに気が滅入ったとき、この本はあなたの杖になるかもしれない。
石崎ひゅーいのコメント
日本一愛情に飢えた、世界一どうしようもない小説を読んで、宇宙一泣いた。
朝井リョウのコメント
虚しさ、情けなさ、やるせなさ。それらに満ちた物語の後味が“優しさ”になるなんて。
- 書籍情報
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『またね家族』
2020年5月20日(水)発売 著者:松居大悟 価格:1,650円(税別) 発行:講談社