『Help! The 映画配給会社プロジェクト』がスタートした。
新型コロナウィルスの影響で困難な時代を迎えている映画館、映画製作者、映画配給会社。日本の独立系配給会社が難局を乗り越えるために立ち上げた『Help! The 映画配給会社プロジェクト』では、緊急アクションとして「配給会社別見放題配信パック」を提供する。将来的には独立系配給会社団体として諸課題の改善や情報共有に取り組みんでいくとのこと。ロゴは大寿美トモエ、イラストはAyumi!が担当。
プロジェクトの発起人は、キノローグ、クレストインターナショナル、ザジフィルムズ、サニーフィルム、セテラ・インターナショナル、チャイルド・フィルム、ミモザフィルムズ、ムヴィオラ。プロジェクトのnoteにはステートメントが掲載されている。
「配給会社別 見放題配信パック」は、アップリンク・クラウドを配信サービスとして各配給会社が自社の過去作品をパックにして配信。配給会社により作品数、配信期間、料金が異なる。
本日5月15日にスタートした第1弾には、クレストインターナショナル、ザジフィルムズ、セテラ・インターナショナル、ミモザフィルムズ、ムヴィオラの5社が参加。クラシック作品、ヌーヴェルヴァーグ作品、アジアやヨーロッパの作家による作品、近年のヒット作、『カンヌ国際映画祭』など国際映画祭での受賞作、未配信作など90本がラインナップしている。詳細は各配信ページで確認しよう。
第2弾は5月22日15:00から配信開始予定。彩プロ、アンプラグド、エスパース・サロウ、オンリー・ハーツ、サンリス、シンカ、ハーク、マジックアワーの参加を予定している。
YouTubeでは世界の映画人38人からの応援動画メッセージが公開。サニーフィルムがムービー編集を担当した。