映画『ランボー ラスト・ブラッド』日本語吹き替え版の声優陣が発表された。
6月26日から公開される同作は、1982年に第1作目が公開されたシルベスター・スタローン主演『ランボー』シリーズの最終章。孤独な戦いを経て祖国アメリカに戻ったジョン・ランボーは、故郷アリゾナの牧場で古い友人のマリア、その孫娘ガブリエラと共に「家族」として穏やかな生活を送っていたが、ガブリエラがメキシコの人身売買カルテルに拉致されたことから事態が急転するというあらすじだ。ジョン・ランボー役をシルベスター・スタローンが続投し、ガブリエラ役をイヴェット・モンレアルが演じる。
声の出演が明らかになったのは、ささきいさお、武田真治、ケンドーコバヤシ、花澤香菜。長年にわたって『ランボー』シリーズに携わっているささきいさおはジョン・ランボー役、武田真治は人身売買カルテルのボス・マルティネス兄弟の兄ウーゴ・マルティネス役、ケンドーコバヤシはウーゴの弟ビクトル・マルティネス役、花澤香菜はガブリエラ役を演じる。
ささきいさおのコメント
スタローンを始めて吹き替えたのは『勝利への脱出』だった。
鍛え上げた肉体を持つ若きヒーローだが、独特の低音も魅力だった。
『ランボー』も初めはナイーブな青年だった。
作品を重ねるごとに派手なアクションが売りになり、この『ラスト・ブラッド』でも悪は徹底的にやっつける。
こちらは声の演技だけだが、スタローンは70歳を過ぎても、逞しい体と激しいアクションを見せてくれる。
見事と言うしかない。武田真治のコメント
ランボーは、自分が映画に夢中になるきっかけになった作品の一つです。
幼少時代、もの凄い衝撃を与えてくれた映画の続編に参加できるのは本当に光栄で、これもひとえに筋肉のおかげだなと思いました(笑)
初挑戦の洋画の吹替えはとても難しく、これまでの役者の経験とはまた違った技術や集中力が必要でしたが、ささきいさおさんやケンドーコバヤシさんの声に刺激を貰いながらなんとか録り終えることができました。
73歳のスタローンの筋肉は本当に凄くて、年齢と筋肉量という観点では世界最高峰だと思います。
この映画を観た後は絶対に筋トレをしたくなると思います!
ランボーの40年間変わらない「やられたら、やられた以上にやり返す」という、
ちょっと歪んだ美学は必見。ぜひ皆さんもこの決死の復讐の目撃者になってください!ケンドーコバヤシのコメント
まさかランボーシリーズのオファーがくるとは!普段からランボーには憧れていて、「ケガをしたらウイスキーぶっ掛けて自分で縫って治したい」と思っているので嬉しかったです。
敵の極悪兄弟の弟役なのですが、あまりの悪さに自分でもビックリするくらい低い声が出ました。
今回のランボーの戦闘力もハンパなくて、過去に観た映画の中でもかなりの上位に入る暴れっぷりで衝撃です。
すごくカロリーを使う映画なので、空腹厳禁!たんぱく質をとって映画館に観に来てください!花澤香菜のコメント
ランボーシリーズの最終章に関われたことを光栄に思います。私はガブリエラという、とても綺麗で心の優しい女の子の声を担当させていただきました。
息をのむような激しい戦いが待っていますが、ランボーと彼女の微笑ましい関係性も今作の魅力の一つだと思いますので、楽しみにしていただけたら嬉しいです!
- 作品情報
-
『ランボー ラスト・ブラッド』
2020年6月26日(金)からTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開監督:エイドリアン・グランバーグ 脚本:マット・サーアルニック、シルベスター・スタローン ストーリー:ダン・ゴードン、シルベスター・スタローン キャラクター原案:デイヴィッド・マレル 出演: シルベスター・スタローン パス・ベガ セルヒオ・ペリス=メンチェータ アドリアナ・バラーサ マリア・ベルトラン イヴェット・モンレアル オスカル・ハエナダ 上映時間:101分 配給:ギャガ
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?