アップリンク京都のオープン日が6月11日に決定された。
有限会社アップリンクとしては、2005年オープンのアップリンク渋谷、2018年オープンのアップリンク吉祥寺に次ぐ3館目の映画館で、関西初進出となるアップリンク京都。4月16日に京都・烏丸御池の複合施設「新風館」の地下1階で開業予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で新風館のオープンが延期されることに伴い、オープン延期となっていた。
緊急事態宣言解除を受けてオープンするアップリンク京都は「レッド」「レインボー」「抹茶」「ストライプ」のそれぞれ異なるデザインコンセプトを持つ4スクリーンで構成され、田口音響研究所がアップリンク吉祥寺のために開発した平面スピーカーを全スクリーンに導入したミニシアターコンプレックス。スクリーン1は73席、スクリーン2は59席、スクリーン3は44席、スクリーン4は38席の計214席となる。アップリンク渋谷に併設するキッチンTabelaによるスパイスドリンクやベイクドメニューをはじめ、「伊良コーラ」、クラフトビール、添加物の少ないソーセージを使ったホットドッグなども展開。設計は北嶋祥浩(アビエルタ建築・都市)が担当した。オープン当日は『アップリンク傑作選』を特別価格で上映。
同日6月11日にグランドオープンとなる新風館にはアップリンク京都のほか、アジア初進出となるエースホテル京都と、関西初出店や新業態のショップ、レストランを含む全20店舗の商業ゾーン、ポップアップスペースが誕生。建築デザインの監修は隈研吾が務めている。