amazarashiのライブ映像『朗読演奏実験空間“新言語秩序” Ver. 1.01』が、6月9日20:00からamazarashiの公式YouTubeチャンネルで期間限定無料配信される。
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、『amazarashi Live Tour 2020「ボイコット」』全公演が延期となったamazarashi。デビュー10周年を迎える6月9日に配信される『朗読演奏実験空間“新言語秩序” Ver. 1.01』は、2018年に開催されたamazarashiにとって初の東京・九段下の日本武道館公演での模様を収めたもの。「言葉が禁止されたディストピア」というコンセプトを据えた同公演は、『第23回文化庁メディア芸術祭』エンターテインメント部門優秀賞を含む数々の賞を受賞している。
今回はスマートフォンを使った当時時の舞台演出を再現。演出に使用したスマートフォンアプリ「新言語秩序」を配信用にアップデートしており、秋田ひろむ(amazarashi)の書き下ろし小説『新言語秩序』が全編閲読できるほか、ライブ写真、検閲解除済みの“リビングデッド”PVと“独白”音源がラインナップしている。
配信後には秋田ひろむの自宅ライブを特別配信。今回のための書き下ろし楽曲“令和二年”を含む3曲を演奏予定だ。
また、YKBX描き下ろしのイラストなどをデザインしたオリジナルグッズを6月4日18:00から数量限定販売。グッズの収益の一部は国立国際医療研究センターに寄付される。
秋田ひろむ(amazarashi)のコメント
『新言語秩序』は、一般市民同士の相互監視によって言葉が奪われた社会を描いています。
このテーマが時を経て、より深刻に感じられてしまう今の社会のムードが悲しいです。
amazarashiは希望を歌ってきましたが、それは人間の良心に依拠した僕の幻想にすぎません。現実は僕の想像よりずっと無情だったように思います。
この作品を通して、心の中に自問自答や葛藤のようなものが芽生えてくれたら、それが巡り巡ってどこかの誰かの希望になりえるのではないかと、そうであってほしいと願っています。
- 番組情報
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『amazarashi「朗読演奏実験空間“新言語秩序” Ver. 1.01」』
2020年6月9日(火)20:00〜amazarashiの公式YouTubeチャンネルで配信