実写映画『思い、思われ、ふり、ふられ』の主題歌、予告編が発表された。
8月14日公開の『思い、思われ、ふり、ふられ』は、咲坂伊緒の同名漫画が原作。同じマンションに住み同じ学校に通う高校1年生の朱里、由奈、朱里の義理の弟・理央、由奈の幼なじみ・和臣のすれ違う恋を描く。朱里役に浜辺美波、由奈役に福本莉子、理央役に北村匠海、和臣役に赤楚衛二がキャスティング。近日アニメーション映画版が公開される。
主題歌には、Official髭男dism“115万キロのフィルム”を起用。同曲を使用した予告編では、雨の中「ちょっとやめようよ、姉弟で恋バナとか」「なにが姉弟だよ」という朱里と理央のやりとりや、2人のキスシーン、「家族が終わるのはもういやなの」という朱里の言葉などが確認できる。
Official髭男dismのコメント
この楽曲は、自分が大切な人と過ごす時間を、どんな些細な不安も幸せも共有しながら、極力忘れる事なく生きて行きたいという思いが詰まった曲です。
ファンの皆と大切に育てている楽曲の1つですが、この映画のテーマと合致するとの事でお話を頂き、最初は驚きました。
ですが、この主人公たちの日々、それをご覧になる皆さんの日々に、もしこの歌が寄り添えたなら、バンドとしてとっても幸せな事なんじゃないかなと思い、今回この『115万キロのフィルム』という楽曲で携わらせて頂きました。公開を楽しみにしています!
三木孝浩監督のコメント
主題歌をイメージした時、誰かの物語ではなく、見た人それぞれの人生のストーリーに寄り添う歌であって欲しいと考えていました。そんな時に出会ったのが『115万キロのフィルム』です。日常の中にある何気ない瞬間こそが特別な1シーンになる。ごく普通の高校生の男女四人それぞれが主人公であり、その日々の心の揺らめきを切り取ってゆく『ふりふら』のテーマとこれほど合致する曲は他にないと感じたのですが、すでにファンからの人気絶大な楽曲なので、ダメ元でオファーしたところ、メンバーの皆さんからもこの曲が『ふりふら』のテーマに合うと賛同のお返事が!主題歌としてぜひ、と快く提供していただきました。出来上がったエンドロールを観ながら、スクリーンに描かれたストーリーが『115万キロのフィルム』によって観た人の人生に繋がっていく。そんなケミストリーが生まれる予感に、今からワクワクしています!
浜辺美波のコメント
主題歌が何になったのかを知らずに、この映画の初号試写会に臨んだのですが、エンドロールに入って、Official髭男dismさんの「115万キロのフィルム」が流れてきた時、この映画のために作られたのでは!?と思ってしまうくらい、ぴったりで。歌詞と音楽を聴けば聴くほど、映画の登場人物の気持ちと話とリンクして、心の中に染みこんできて広がりました。こんなに素敵で、映画を更に素敵にしてくれる曲が主題歌になったことを心から嬉しく思います。
北村匠海のコメント
まさか『115万キロのフィルム』が映画の最後を締めくくってくれるとは思ってもいませんでした。
完成した映像のエンドロールで初めて知って、こんなにもこの作品に浸らせてくれるピッタリの曲は他に絶対ありません。
もう一度泣かせてくれる素敵な一曲です。
- 作品情報
-
実写映画『思い、思われ、ふり、ふられ』
2020年8月14日(金)から公開監督:三木孝浩 脚本:米内山陽子、三木孝浩 原作:咲坂伊緒『思い、思われ、ふり、ふられ』(集英社) 主題歌:Official髭男dism“115万キロのフィルム” 出演: 浜辺美波 北村匠海 福本莉子 赤楚衛二 上村海成 三船海斗 古川雄輝 戸田菜穂
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?