ウェブ限定オリジナル動画「クレヨンしんちゃん×クラフトボス『すべての父ちゃんたちへ』」が、本日6月18日に「クレヨンしんちゃん×クラフトボス」特設サイトで公開された。
「日々頑張って働く全国の父親を応援すること」をテーマに据えた同作は、サントリー「クラフトボス」のプロモーション企画として制作。仕事と育児に奮闘する野原ひろしを主人公に、野原しんのすけ誕生からの5年間を描く。監督は『映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』の高橋渉が務め、ナレーターを森川智之が担当した。
「クレヨンしんちゃん×クラフトボス『すべての父ちゃんたちへ』」では、ひろしが運ぶ段ボール箱から大量の写真が溢れる様や、赤ん坊時代のしんのすけをだきかかえる姿、暗いオフィスでパソコンに向かう場面、しんのすけとひまわりのツーショット、ひろしとしんのすけの「俺もちょっとは成長できてんのかなあ」「父ちゃん大人でしょ? もうおっきくならなくてもいいんじゃない?」というやり取り、「すべての野原ひろしたちへ。」というコピーなどが確認できる。
動画公開を記念して、総額100万LINEポイントが当たるキャンペーンを6月22日まで実施。クラフトボスの公式Twitterアカウントをフォローし、該当ツイートをリツイートすると応募完了となる。
なお埼玉・春日部駅では同作の屋外広告を6月21日まで展開中。父として、仕事や子育てに奮闘するひろしの姿が写し出されている。
高橋渉監督のコメント
完成した動画について
ひろしの内面という題材だけで一本の作品を作れることになるとは思わなかったので、新鮮な気持ちで取り組めました。改めて野原ひろしについて考えることになったのですが、やっぱりひろしはスゴイようでスゴクない、親しみやすいとーちゃんだなと思いました。
仕事も忙しい、初めての子育てにも奮闘、と本当に大変な時期を過ごしていると思うんですけど、グチるしボヤくし足も臭いしとカッコよくないところを隠さないところが魅力的、というか、自分自身ほっとさせられます。そんなカッコ悪い本音を出せるのも、妻のみさえやしんのすけ・ひまわり、家族みんなが受け入れてくれるからでしょうね。ステキな家族ですよね。
動画の見どころについて
野原家の5年間を描いているので、全員の成長ぶりなど見てほしいです。しんのすけが生まれてから5年、子育てのはじめの5年間って嵐のように大変な時期であると思うのですが、その中にも嬉しいこと、苦しいこと、色んなことが起こると思うんです。父・野原ひろしという存在を通じて、そんな色んな感情を描いているところが見どころじゃないかなと思います。
動画に込めたメッセージについて
ひろしの生き方を通して、頑張る力や勇気や温かい気持ちを届けられたらなという想いを込めました。また、いつものようにクスッと笑えるシーンもあるので、野原家と一緒に笑って楽しんでもらえたらなと思います。
『映画クレヨンしんちゃん』シリーズとの違いについて
単純に言うと映像の長さですね。劇場版と比べ、WEBアニメは短いので、その短さの中で伝えたいことを伝えるという難しさがありました。なので今回のアニメは「野原ひろし物語」という大長編映画の予告編を作るような気持ちでのぞみました。また、制作スタッフの皆さんも古くから知っている信頼できる方ばかりだったので、いい意味で力を抜いて取り組むことが出来ました。
『クレヨンしんちゃん』ファンへのメッセージ
きっと力をもらえる動画になっていると思います。これを見て、全国のとーちゃんたちに「ありがとう」の一言でも感謝の気持ちを伝えてほしいです。「ありがとう」が、今の日本全体を少し明るくするんじゃないかと思います。