スタダ所属の映画監督・役者による『リレー空想映画』がサウンドドラマ化

『リレー空想映画』の第1弾『嘘とマーガレット』が6月18日、第2弾『もう一度逢えたら必ず』が6月25日にデジタルリリースされる。

ステイホームの時間を少しでも楽しんでもらいたい、自分たちも楽しめるコンテンツを作りたいという考えから生まれた『リレー空想映画』は、スターダストに所属する映画監督、役者が脚本をSNSで公開しながらリレー形式で繋いでいく企画。今回リリースされるのは、同企画で完成した2つの脚本を完全リモートでサウンドドラマ化したものとなる。収益の一部は日本医師会に寄付される。

『嘘とマーガレット』の主人公は、机の上に置かれていた一輪のマーガレットと手紙を見つけた高校生のリク。脚本には、北村匠海、中川大志、三木孝浩、中島良が参加した。サウンドドラマにはリク役の北村、同級生のシュウヘイ役の中川、リクに恋心を寄せるアヤミ役の田辺桃子らが出演し、ナレーションは川津武大(イケキャス.)が担当した。監督・編集は三木孝浩。

恋人にふられたばかりのくるみと、元恋人に心残りがある会社の先輩・つきの気持ちが癒されていく様子を描いた『もう一度逢えたら必ず』の脚本は、葵わかな、中村ゆりか、清原翔、三木孝浩、中島良が担当。サウンドドラマのキャストには、くるみ役の葵、つき役の中村、清原、渕野右登、小柳心らが名を連ねるほか、ナレーションをyui(FLOWER FLOWER)が担当した。監督・編集は三木孝浩。

それぞれ「シナリオ版」「スタンダード版」「デラックス版」を用意。デラックス版にはシナリオ、サウンドドラマ、リモート座談会音声、ジャケットイラストが含まれる。『嘘とマーガレット』のジャケットは神谷圭介(テニスコート)、『もう一度逢えたら必ず』のジャケットは中村ゆりかが手掛けた。

北村匠海のコメント

サウンドドラマという形で芝居をするのは初めてでした。リモートで実際距離は遠いものの、三木監督の下、心の距離は近く作品をみんなで作れたかなと思います。
自分たちの関わった脚本だし、とっても愛着がある物語です。ふんわりマーガレットのように優しく包んでくれるものになっていると思います。

中川大志のコメント

初めて現場から長い期間離れ、家で多くの時間を過ごしていた時に、こんな時だからこそ何か発信できないかと声をかけてもらったプロジェクトでした。
頭を抱えながらストーリーを繋いでいった経験は、表現者として沢山の学びもあり、めちゃくちゃ楽しかったです!
この時代を過ごした記憶と共に、この作品が残っていったら嬉しいです。

葵わかなのコメント

自分に物語を作っていくことが出来るのかどうか、始まる時は不安の方が大きかったのですが、いざ始まってみると本当に楽しかったです!みんなで物語を作っていくのが、自分にはない世界を見せてもらえるようで、ワクワクしたし、どう書いたら自分の思う情景を伝えることができるんだろう、と言葉について考える時間もたくさん持てました。
サウンドドラマでキャラクターとしても参加させていただけると聞いた時はとても嬉しかったです!収録しながら、今まで以上に作品やキャラクターに愛着が沸いていくのがわかりました。全てリモートで行った新しい形のエンターテイメントが、どんな形で皆さんに受け取っていただけるのか、とても楽しみです。

中村ゆりかのコメント

撮影がストップし、自粛生活をしている中「リレー空想映画」という新しい企画に参加できてとても嬉しかったです。リレーがあっという間に終わってしまい、まだ書きたいなと思うほど本当に楽しみながら行うことができました。
画面越しで声の収録をした際に離れているので声の距離感が掴めなかったり、回想と現在のテンションの変化が難しかったです。
今回初めてなのですが、三木監督の優しい丁寧な演出にとても助けられました。
完全リモートでのサウンドドラマを是非、皆さんにも楽しんで頂けたら嬉しいです。

清原翔のコメント

今まで文章を書くということが苦手で逃げていたので、この企画を頂いてどうしようかすごく迷いましたが、意外にも好評価を頂けました(笑)。リレー形式ならではの、ストーリーが自分の考えの範疇から超えていくのがすごく面白かったですし、参加させて頂けて本当に良かったです。

三木孝浩のコメント

世界規模で大変な状況が続く中、出来ることが限られた状況下で、少しでも皆さんにエンタテイメントをお届けできないかと、始まったこの『リレー空想映画』。でもひょっとしたら創った僕たちが一番楽しんでたかもしれません(笑)。
想像は力になります。未来を暗いイメージで埋めるのではなく、明るくワクワクするような空想をすることで明日がちょっとでも楽しみになってくれたら嬉しいです。

中島良のコメント

これまで物語を作るときは、結末からの逆算で作ってきました。しかし、リレー形式で作っていくということで、他の皆さんがどんな続きを描くのか、毎日ドキドキしながら取り組みました。
そしてリレーに参加されたキャストの皆さんがサウンドドラマにも出演されたことで、より物語の面白さが表現されていると思います。
ネットで読んでくださった方々の応援によって作られた部分も大きいと思います。ありがとうございました。ぜひお楽しみください。

関連リンク

  • HOME
  • Movie,Drama
  • スタダ所属の映画監督・役者による『リレー空想映画』がサウンドドラマ化

Special Feature

Crossing??

CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?

詳しくみる

JOB

これからの企業を彩る9つのバッヂ認証システム

グリーンカンパニー

グリーンカンパニーについて
グリーンカンパニーについて