映画『エレファント・マン 4K修復版』に寄せたデヴィッド・リンチ監督のインタビュー映像が到着した。
『第53回アカデミー賞』作品賞を含む8部門にノミネートされ、日本では1981年に公開された『エレファント・マン』は、19世紀のイギリス・ロンドンを舞台に「エレファント・マン」と呼ばれたジョゼフ・メリックの生涯と彼を取り巻く人々の交流を、実話をもとに描いた作品。エレファント・マンとして見世物小屋に立つジョン・メリック役をジョン・ハート、彼を研究対象として病院で預かるトリーヴズ医師役をアンソニー・ホプキンスが演じた。40周年を記念して公開される『エレファント・マン 4K修復版』は、デヴィッド・リンチ監督自身の監修によりデジタルリマスター化。多数の映画館が再開したことへの祝意と来場者への感謝を込めて、鑑賞料金は1,100円均一になるとのこと。公開は7月10日。
インタビュー映像は、デヴィッド・リンチ監督が『エレファント・マン』を製作するに至った「エレファント・マンの始まり」を語ったもの。長編映画デビュー作『イレイザーヘッド』の後、自身が監督として活躍できる作品を探していたところ、映画プロデューサーであるスチュアート・コーンフェルドが推薦した4作の脚本のうち1作目が『エレファント・マン』であったことや、『エレファント・マン』ではノンクレジットであったが製作総指揮を務めたメル・ブルックスがリンチを監督に起用した裏側が明かされるほか、『エレファント・マン』との出会いを振り返り「頭の中で小さな爆発が起こった気分だった。直感で“これだ!”とすぐに分かった」と語る姿などが映し出されている。
- 作品情報
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『エレファント・マン 4K修復版』
2020年7月10日(金)から新宿ピカデリーほか全国で公開監督:デヴィッド・リンチ 脚本:クリストファー・デ・ヴォア、エリック・バーグレン、デヴィッド・リンチ 音楽:ジョン・モリス 出演: アンソニー・ホプキンス ジョン・ハート アン・バンクロフト ジョン・ギールグッド ウェンディ・ヒラー フレディ・ジョーンズ 上映時間:124分 配給:アンプラグド関連リンク
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