佐藤麻優子の写真展『繋がってください』が、本日7月1日から東京・馬喰横山のKiyoyuki Kuwabara Accounting Galleryで開催される。
1993年生まれの佐藤麻優子は東京出身のアーティスト。自身や友人たちを被写体に制作をスタートし、『第14回写真「1_WALL」』グランプリを受賞した。これまでに様々な個展、グループ展を実施しており、2018年に「女性性」をテーマに安達祐実らの写真を展示した『生きる女』を行なった。
『繋がってください』展では、「恋愛」「男性性」との関わりを軸に、自身のルーツである家族、そこで生まれた異性との距離感、その後の恋愛といった過去と現在を行き来しながら、「いま生きている」リアルな感覚をセルフポートレート作品で展開する。
佐藤麻優子のコメント
ずっと気持ちに矛盾を抱えて生きています
あなたは一つの答えや正義と悪を持っていますか
わたしは自分自身だけでは理解しきれないものが好きです
ずっと男性を嫌悪していますが、大好きで憧れを持っています
女性が本当に大好きですが、女性の自分は嫌いでした
家の中に男性がいないことは、とても快適で不自由でした
わたしは暴力が大好きですが、心の底から大嫌いです
幸せになりたいけれど、なりたくありません
絶対に死にたいけど、絶対に生きたいです
今回の写真群は、恋愛にまつわる感情を主な起点に、自分という人間の感情とその成り立ちについての答えを探したものです。ですがいつでも先はよく見えず、ほんの入り口のようなものの気がします。
- イベント情報
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『佐藤麻優子写真展「繋がってください」』
2020年7月1日(水)~7月18日(土) 会場:東京都 馬喰横山 Kiyoyuki Kuwabara Accounting Gallery 時間:15:00~21:00(7月18日は18:00まで) 休廊:日、月、火曜