展覧会『松竹第一主義 松竹映画の100年』が7月7日から東京・京橋の国立映画アーカイブで開催される。
1895年に松竹を創業した白井松次郎と大谷竹次郎兄弟によって1920年に創立された松竹キネマ合名社。同展では、時代ごとに5つの章に分けて松竹映画100年の歴史を約180点の資料と共に辿る。各章は「第1章 松竹キネマの誕生-蒲田と下加茂」「第2章 “大船調”の誕生と戦争の時代」「第3章 戦後の飛躍期の名作・話題作」「第4章 新しい“伝統”を求めて」「第5章 松竹映画の現在―平成から令和へ」となる。
なお展覧会タイトルの「松竹第一主義」は、1924年に所長に就任した城戸四郎が、ディレクターシステムを推し進めて現代劇に力を入れ、トーキー映画の製作に着手して社の発展に貢献した時期に掲げたモットーだという。
- イベント情報
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『松竹第一主義 松竹映画の100年』
2020年7月7日(火)〜8月30日(日) 会場:東京都 京橋 国立映画アーカイブ 7階 展示室時間:11:00〜18:30(入室は閉室の30分前まで) 休室日:月曜 料金:一般250円 大学生130円 ※シニア・高校生以下および18歳未満、障がい者と付添者原則1名、国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズは各証明証提示で無料 ※国立映画アーカイブの半券を含む上映観覧券提示で1回に限り一般200円、大学生60円 ※常設『日本映画の歴史』入場料含む
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