映画『ストックホルム・ケース』が11月6日から東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿、UPLINK吉祥寺ほかで公開される。
同作は「スウェーデン史上、最も有名な銀行強盗事件」とも言われる「ノルマルム広場強盗事件」をもとにしたクライムエンターテイメント。「ノルマルム広場強盗事件」は、誘拐事件や監禁事件などの被害者が、犯人と長い時間を共にすることにより、犯人に連帯感や好意的な感情を抱く心理学用語「ストックホルム症候群」の語源となった。
物語の舞台はスウェーデン・ストックホルム。アメリカに逃れるためにアメリカ人に扮装して銀行強盗を実行したラースは、人質のブリジッタたちと引き換えに金と逃走車を要求するが、警察と報道陣によって銀行の中に封じ込められたことで、次第にブリジッタたちとの間に不思議な共感が芽生え始めるというあらすじだ。原題は『STOCKHOLM』。
主演を務めるのはイーサン・ホーク。何をやっても上手くいかない悪党のラース役を演じる。幼い娘を持つ銀行員ブリジッタ役にノオミ・ラパス、犯罪仲間のクラーク役にマーク・ストロングがキャスティング。脚本と監督を『ブルーに生まれついて』のロバート・バドローが務めたほか、製作を『ゲット・アウト』のジェイソン・ブラム、劇伴をスティーブ・ロンドンが手掛ける。劇中歌にはボブ・ディランの“New Morning”“Tonight I'll Be Staying Here with You”“Tomorrow Is A Long Time”“To Be Alone With You”などを使用。
- 作品情報
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『ストックホルム・ケース』
2020年11月6日(金)から東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿、UPLINK吉祥寺他で公開監督・脚本:ロバート・バドロー 劇中歌:ボブ・ディラン 出演: イーサン・ホーク ノオミ・ラパス マーク・ストロング ほか 上映時間:92分 配給:トランスフォーマー
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?