サントリーコーヒー「クラフトボス」の新テレビCM「宇宙人ジョーンズ・顔合わせ」篇が本日7月7日からウェブ先行公開、7月11日から全国でオンエアされる。
「リモートワーク」をテーマにした「宇宙人ジョーンズ・顔合わせ」には、宇宙人ジョーンズ役のトミー・リー・ジョーンズ、堺雅人に加えて、新キャストとして役所広司が本人役で出演。今後の「クラフトボス」テレビCMの撮影に向けた関係者一同のリモート会議に参加することになった役所広司と堺雅人の初顔合わせの様子が描かれている。CM冒頭で「この惑星では、本当の意味で、働き方が変わろうとしている」と語る宇宙人ジョーンズは、リモート会議を見守る制作スタッフとして登場。なお役所広司と堺雅人が共演するのは今回が初めてとのこと。
役所広司のコメント
クラフトボスの新CMに出演した感想について
以前から、トミー・リー・ジョーンズさんが魅力的な宇宙人を演じるボスのCMシリーズのファンでしたので、そのチームの一員として参加できることがとてもうれしかったですね。ジョーンズさんとは今回お会いできなかったんですけど、いつかお会いできればいいなと思っています。
また、堺さんとも久しぶりに画面越しでお会いできたので、とても楽しい撮影になりました。
お互いの印象について
堺さんとは今まで、作品での共演はなかったんですけど、イベントとか映画祭の授賞式とかではよくご一緒しています。印象としては、いい学校の先生という感じですね(笑)。映画でもよく見ていますが、素晴らしい俳優さんだなと思って、一ファンとしていつも応援していました。
テレワークを経験した感想について
リモートが詳しくない僕としては、何となくああいう生意気な部下は嫌ですね(笑)。
おうち時間の過ごし方について
けっこういろんなところを掃除したり、断捨離したりしていましたね。自分でも信じられないんですけど、アイロン掛けがこんなに面白いとは思わなかったです(笑)。複雑な洋服は駄目ですけど、単純なもの、たとえばマットとか、真っ直ぐ掛けられるやつね。面白さに目覚めました。
最近変わったなと感じたエピソードについて
やっぱり手洗いうがいですね。今までは家族から「手洗いうがいをしてください」と言われてもあんまりしていなかったんですけど、外出から帰った時は手洗いうがいだけでなく、できるだけシャワーを浴びるとか、そういう習慣が今では定着した気がします。
リモートやオンラインを使って新たにやってみたいことについて
以前、友人からリモート飲み会に誘われたんですけど、やり方が分からないし、面倒くさそうなので参加しませんでした。けれども、これからはいつでもそういうことがパッとできるよう、パソコンを操れるようになりたいと思います。
これからの働き方について
もっと激変していくんでしょうね。東京も密を防ぐため、人口も減っていくかもしれません。我々の業界でいうと、時代が変わる瞬間というのは、映画でも演劇でもすごくいい作品が生まれてきている気がします。そういう意味では、新しいものを誰かが発見するのを楽しみにしていますが、僕たちは自分だけしゃべっていればいいというのではなく、相手役の人からエネルギーをもらうような仕事でもあるので、それに慣れるまでは難しくなると思いますね。
視聴者へのメッセージ
今回のリモート篇をはじめ、これからこのシリーズで描かれるCMを僕自身楽しみにしていますし、きっと楽しいCMができるんじゃないかなと思います。ご期待ください!堺雅人のコメント
モニター画面を通しての撮影について
せっかく役所さんと共演しているのに、画面越しというのが非常にもどかしくて、早く同じ現場で一緒に撮影したいという気持ちが沸々と湧いてくるような撮影でした。本番中もあまり実感がなくて、手応えがないままフワフワ進んでいくというか。このお仕事もよく分からないままCMになるんだ、ふーん、みたいな感じだったので、やはりもっと手応えがほしいですね。触りたい。
お互いの印象について
CMどころか、共演自体が初めてなので、こうして同じ画面にいるというだけで光栄です。
ずっと背中を見続けてきた先輩なので、早くお会いしたいなと思っています。
テレワークを経験した感想について
(「新しい風・誰もいない」篇の動画を見て)ホントだ。先を見る目があったんですね、クラフトボスは。追いついたんですね、時代がクラフトボスに。すごいですね。自由でいいんだな。普通にみんながテレワークするようになると、スーツとかも着なくなるし、上司とか部下とか偉い人とかの化けの皮もどんどん剥がれていくような気がしますね。良いのか悪いか分かりませんが、面白い時代になったなと思います。
おうち時間の過ごし方について
自粛期間前のドラマの台本を読む時間が主だったので、撮影がない期間の役者の過ごし方とそんなに変わらなかったというか。あ、俺、今までも自粛してたんだなと思いました(笑)。
最近変わったなと感じたエピソードについて
もともと出不精で、家に閉じこもるのが苦痛じゃなかったんですけど、人と接したりとか、ご飯を食べたり、おしゃべりしたりすることを、こんなに求めていた自分に改めて気づきました。お仕事を含めて、普通に人としゃべってお芝居をする時とか、ホントにうれしいな、ありがたいなという気持ちになっています。
リモートやオンラインを使って新たにやってみたいことについて
アクリル板で何かやりたいですね。アクリルさえあれば、普通にメシ食ったりできるようなら、アクリル飲み会をやってみたいです。
これからの働き方について
働き方はどう変わっていくのか分からないけど、お芝居でいうと、役所さんがおっしゃるように、そういう時ってすごく面白い作品が出るかもしれないですね。考えてみたら、最初の映画にはなかった携帯電話の芝居も、今は普通にやっていますし、これからリモートで会議するシーンとかも出てくるんでしょうね。ひょっとしたら現場で誰にも会わないままでも、すごくいいお芝居ができるのかもしれないし、楽しみといえば楽しみかもしれません。
視聴者へのメッセージ
よく分からないまま、これホントに作品になるのかな、というフワフワした感じがちょっと新鮮で、面白い撮影でした。もうちょっと先の未来は、ひょっとしたらこういう感じになるのかなとか、そういう視点で観ても面白いCMなのかなという気がします。どうぞ楽しみにご覧ください!