アートイベント『「大地の芸術祭」の里 越後妻有2020夏』が7月23日から新潟・十日町の大地の芸術祭の里で開催される。
「家族であそべる夏休み」をテーマに据えた同イベント。様々な施設やスペースを舞台に、アート作品の展示やワークショップ、フードコートなどが展開される。
越後妻有里山現代美術館[キナーレ]では企画展『水あそび博覧会』を実施。原倫太郎+原游による水路に手作りの船を浮かべる『ウォーター・ヴィレッジ』や雪男の物語をモチーフにした写真スポット『雪男のくっつき虫コレクション』をはじめ、オリジナルデザインのStand Up Paddle boardで空の池を泳ぐコーナー、開発好明による『モグラTV』、YORIKOのフローズンアイス販売ショップなどが展開される。
まつだい「農舞台」は、豊福亮のテイクアウト用フードコート「神加味中心」をはじめ、里山BBQ、越後まつだい里山食堂などがラインナップ。鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館では松本倫子『自由でOK‼展』、松本秋則『風の奏でる竹の音展』を実施する。
「森の学校」キョロロでは松之山周辺に生息する虫の「技」に焦点を当てて紹介する『比べてみました!虫のスゴ技展』、ギャラリー湯山では国内外の作家3、40人が参加する『増殖と破滅のはざまで―パンデミックに己をどう刻印するか―』、奴奈川キャンパスでは中国の作家たちの作品を展示する『中国ハウスプロジェクト「夏の風」』を行なう。
また、野外アートを巡るスタンプラリーや、宿泊できるアート、小学校を展開。マリーナ・アブラモヴィッチの『夢の家』、鞍掛純一+日本大学芸術学部彫刻コース有志の『脱皮する家』、ジェームズ・タレルの『光の館』、三省ハウス、秋山郷結東温泉かたくりの宿の宿泊予約を受け付けている。
詳細はイベントのオフィシャルサイトで確認しよう。
- イベント情報
-
『「大地の芸術祭」の里 越後妻有2020夏』
2020年7月23日(木・祝)~8月30日(日) 会場:新潟県 十日町 大地の芸術祭の里 料金:一般2,500円 小学生、中学生1,000円 ※新潟県内の小学生、中学生、高校生は引換券で無料