書籍『フェミニズム大図鑑』が本日7月15日に刊行された。
イギリスDK社制作の『The Feminism Book』の日本語版となる同書。メルボルン大学講師のハンナ・マッケンらが手掛け、最所篤子、福井久美子が翻訳した。
『フェミニズム大図鑑』では、「フェミニズム」という概念が生まれる前の17世紀のイギリスで「教育こそが女性たちを解放する」と訴えたメアリー・アステルをはじめ、Facebook社のCOOシェリル・サンドバーグの著書『LEAN IN』、『TED』のスピーチが話題となったチママンダ・ンゴズィ・アディーチェ、「#MeToo運動」といった様々なフェミニズム思想に加えて、先住民族、ブラックフェミニズム、LGBTQなどマイノリティーの問題、イスラム圏、アジア圏でのフェミニズムについても広く取り上げ、オールカラーの写真と図解で解説する。また、本編では扱えなかった女性の社会的地位を高めるために活動した人々を可能な限り紹介するため、巻末に人名録、用語解説を付属。
- 書籍情報
-
『フェミニズム大図鑑』
2020年7月15日(水)発売 著者:ハンナ・マッケン、ほか 訳者:最所篤子、福井久美子 価格:4,200円(税抜)