小室哲哉が復帰、乃木坂46に楽曲提供　「友人の期待に応えたい一心で」

乃木坂46の新曲“Route 246”が7月24日に配信リリースされる。

配信限定シングルとしてリリースされる同曲。小室哲哉が作曲・編曲を担当し、秋元康が作詞を手掛けた。小室哲哉と秋元康の共作による最後の作品は、やしきたかじんの楽曲“その時の空”で、約10年ぶりのタッグとなった。秋元康が総合プロデュースするアイドルグループでの共作は今回が初。小室哲哉の楽曲提供は約2年3ヶ月ぶり。

同曲の読み方は「ルート・ツー・フォーティシックス」。センターは齋藤飛鳥が務める。

7月22日25:00から放送されるニッポン放送のラジオ番組『乃木坂46のオールナイトニッポン』で同曲を初オンエア予定。また7月24日18:30からテレビ朝日系で放送される音楽番組『ミュージックステーション3時間半スペシャル』で初のパフォーマンスを予定している。

秋元康のコメント

小室哲哉は古くからの友人です。一度は引退した彼ですが、時々、会って食事をする度に、音楽への熱い想いは消えていないことを知りました。いろいろな事情はあるのでしょうが、何とかもう一度、小室哲哉に音楽に携わる機会を持って欲しいと思いました。
「曲を書いてよ」そんな話を何度かするうちに、彼がようやく重い腰を上げました。ブランクがあった分、なかなか、思うようなイメージのものが書けないようでした。
結局、７回も書き直しをしてもらったのですが、その作業すら楽しそうでした。
この人は本当に音楽がないと生きていけないのです。音楽にのめり込むとまわりが見えなくなってしまう不器用な人です。そのせいで多くの方に迷惑もかけたのでしょう。でも、小室哲哉はそれを音楽でしか返すことができないのです。
乃木坂46に、書き下ろしてくれた「Route 246」を聴いてください。
彼の音楽への想いが伝わって来ると思います。

小室哲哉のコメント

多いなる友情と才能を持った秋元康さん、同じく近しい知人に一年間背中を押され、今回悩みに悩んで作曲・編曲を手掛けさせていただきました。
ここ数年ゼロからアートを学び、改めて概念、すなわちコンセプトを持った創造物の貴重さを感じています。
今回のコンセプトは友情でした。
友人の期待に応えたい一心で今作を作りました。
一貫した、らしさは表現されているのでは？と感じています。

齋藤飛鳥（乃木坂46）のコメント

もともと小室さんのファンだったので、小室さんが乃木坂46のために曲を作ってくださった事が何よりも嬉しく、また楽曲も「小室さん感」が溢れていて、個人的に本当に嬉しかったです。
この楽曲の曲調と乃木坂46の組み合わせで、どう化学反応が起こるか楽しみです！

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