『吉祥寺からっぽの劇場祭』開催 綾門優季、額田大志、山下恵実ら参加

イベント『吉祥寺からっぽの劇場祭』が、7月23日から東京・吉祥寺シアターおよびオンラインで実施される

一部プログラムを除いて無観客、無料映像配信で行なう同イベント。メインプログラムは『Play from someone(nice sound!)』『(in)visible voices-目にみえない、みえる声たち-』『シアター・マテリアル/黒い箱を預ける[山]』『奈落暮らし』『からっぽの劇場ツアー』『19 Voices(仮)』『オンライン・シンポジウム』『屋上菜園』『からっぽの劇場祭Radio(仮)』『チーフ・キュレーターへの質問(仮)』『クロージング・パーティ』。

8月8日に行なわれる『Play from someone(nice sound!)』は、『吉祥寺からっぽの劇場祭』関係者の一部が演奏するコンサート。楽曲はそれぞれの出演者のバックグラウンドを元に、額田大志と相談をしながら作曲する。本番はライブ配信を予定。7月26日から不定期開催の『(in)visible voices-目にみえない、みえる声たち-』は、「目にみえない声、みえる声に耳を澄ます」をコンセプトにTwitterのハッシュタグを利用して観客の声を集め、上演する企画。複数のアーティストが一日かけて実験・試作から行ない、1日の終わりまでに生み出されたものをライブ配信する。コンセプトと演出を山下恵実が担当し、山下恵実、藤瀬のりこ、永方佑樹、室旬子が出演する。

7月24日から実施されるインスタレーションプログラム『シアター・マテリアル/黒い箱を預ける[山]』は、コンセプトと演出を福井裕孝が担当する。吉祥寺シアターの箱馬を東京郊外の山に移送し、山中に分散配置した後、配置場所から箱馬と同じボリュームの「山」を抽出して持ち帰り、劇場内に再配置。会期終了に合わせてそれぞれを元の場所に復帰させる。

7月23日から行なわれる『奈落暮らし』は、『吉祥寺からっぽの劇場祭』チーフキュレーターの綾門優季が、会期中に劇場の奈落に居を構えて連日「生活」をするもの。各プログラムのレビューや会期中に起きたことを随時記録し特設ページで公開するほか、開館15周年を迎えた吉祥寺シアターで過去に上演された作品から選出した16本の上演映像を鑑賞し、15年分のアーカイブレビューを執筆する。

『からっぽの劇場ツアー』は館内ツアー型プログラム。参加者が用意された指示をもとに、案内人や同行人がいない状態で吉祥寺シアターを巡る。額田大志による『19 Voices(仮)』は参加者だけが聴くことのできる「劇場のための音楽」を体感するサウンドインスタレーション。

7月31日に吉祥寺シアターの公式YouTubeチャンネルおよび『吉祥寺からっぽの劇場祭』公式noteアカウントで無料配信『オンライン・シンポジウム』のテーマは「私たちの暮らしている場所の脆さ」。綾門優季、山下恵実が登壇し、ゲストに長島確、キム・ヒジン、JKアニコチェを迎える。このほか、「歴史的苦境における劇場」「『集まりたい』という基本的欲求」「吉祥寺と文化」をテーマにしたシンポジウムを実施予定。

『屋上菜園』は吉祥寺シアターの屋上庭園を畑として開墾し、野菜を栽培するもの。会期最終日に「収穫の儀」を執り行なう。交流プログラムの『からっぽの劇場祭Radio(仮)』のパーソナリティーは園田喬しが務める。『クロージング・パーティ』は8月10日にオンライン上で開催予定。

各プログラムの詳細は『吉祥寺からっぽの劇場祭』公式noteで確認しよう。

イベント情報

『吉祥寺シアターレジデンスプログラム「吉祥寺からっぽの劇場祭」』

2020年7月23日(木)~8月9日(日) 会場:東京都 吉祥寺シアター、オンライン会場
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