ソ連の列車内で若者が“Psycho Killer”歌う 映画『LETO -レト-』本編映像

映画『LETO -レト-』の本編映像が公開された。

『第71回カンヌ国際映画祭』カンヌ・サウンドトラック賞最優秀作曲家賞を受賞した同作は、無実の容疑で国に拘束され、現在もロシア政府の監視下にあるキリル・セレブレンニコフ監督が1年半の自宅軟禁中に完成させた作品。ロシアのバンドKinoのボーカルであるヴィクトル・ツォイと、彼の音楽的才能を見出したシンガーのマイク・ナウメンコ、その妻ナターシャの3人をモデルに、ペレストロイカ目前のレニングラードで「自由」と「音楽」を追い求めた若者達のひと夏を描く。劇中ではT. Rex“Broken Hearted Blues”、Talking Heads“Psycho Killer”、Iggy Pop“The Passenger”、ルー・リード“Perfect Day”、デヴィッド・ボウイ“All the Young Dudes”などが使用される。7月24日からヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開。

本編映像では、流血した若者が列車内で乗客を巻き込みながらTalking Headsの“Psycho Killer”を歌うシーンが映し出されている。

作品情報

『LETO -レト-』

2020年7月24日(金・祝)からヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開
監督:キリル・セレブレンニコフ 出演: ユ・テオ イリーナ・ストラシェンバウム ローマン・ビールィク 上映時間:129分 配給:キノフィルムズ/木下グループ
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