Whatever Inc.による新システム「Robot Viewing」が、7月23日から東京・上野の東京藝術大学大学美術館で開催される特別展『あるがままのアート-人知れず表現し続ける者たち-』で運用される。
「Robot Viewing」は、自宅などからオンラインで現地のロボットを操作し、リモートで展覧会などのイベントに参加できるシステム。多人数でログインし、ビデオチャットをしながらイベントを楽しめるほか、ロボットのスピーカーを通じて現地の参加者ともコミュニケーションが取れる。事前予約はオンラインで受け付け、イベントのタイムスケジュールや導入台数に合わせて柔軟にロボットの稼働をスケジューリングするという。
『あるがままのアート-人知れず表現し続ける者たち-』では、「ロボ鑑賞会」として「Robot Viewing」を使用した新しいアート鑑賞体験を提供。テレプレゼンスロボット「Double 3」を活用し、オンライン上で会話を楽しみながら会場にいるロボを操作することで館内の作品を鑑賞できる。参加は無料。
同展には今村花子、井村ももか、大倉史子、金崎将司、川上建次、記富久、喜舎場盛也、CANKTLE、古久保憲満、小森谷章、坂元郁代、澤井玲衣子、澤田真一、舛次崇、杉浦篤、魲万里絵、高田幸恵、長恵、林田嶺ー、福井誠、藤岡祐機、戸來貴規、松本寛庸、山際正己、渡邊義紘が参加。約200点の展示作品を通して、幅広い「人間観」を探り、「人間の豊かさ」について考えるという。
- イベント情報
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『あるがままのアート-人知れず表現し続ける者たち-』
2020年7月23日(木・祝)~9月6日(日) 会場:東京都 上野 東京藝術大学大学美術館時間:10:00~17:00(7月30日は12:00〜入場は閉場の30分前まで) 休館日:月曜(8月10日は開館、翌8月11日は休館) 参加作家: 今村花子 井村ももか 大倉史子 金崎将司 川上建次 記富久 喜舎場盛也 CANKTLE 古久保憲満 小森谷章 坂元郁代 澤井玲衣子 澤田真一 舛次崇 杉浦篤 魲万里絵 高田幸恵 長恵 林田嶺ー 福井誠 藤岡祐機 戸來貴規 松本寛庸 山際正己 渡邊義紘
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