テオ・ヤンセンの『ストランドビースト』ミニチュアキットが9月30日まで「ショップ学研+」で販売されている。
オランダの彫刻家テオ・ヤンセンが制作した『ストランドビースト』は、プラスチックのチューブで骨格を組んだ「風を食べて生きる人工生命体」。最大のもので全長約13メートルとなり、世界中の展覧会で展示されている。『大人の科学マガジン』はこれまでに3点のミニチュアをふろくとして制作し、国内外の展覧会で雑誌なしのバージョンを販売してきた。
今回のネット通販は7月から兵庫県立美術館で実施予定だった『テオ・ヤンセン展』が新型コロナウィルス感染拡大防止のため中止となったことを受けて実施。販売予定だった「テオ・ヤンセンのミニビースト」「テオ・ヤンセンのミニ・リノセロス」「テオ・ヤンセン式 二足歩行ロボット」、新たにふろく化された「テオ・ヤンセンのウミナミ」のキット4点を販売する。全作品を体系的に紹介した『テオ・ヤンセン展図録』、ストランドビーストを制作する海岸の写真を掲載した『テオ・ヤンセン公式ガイドブック英語版』、テオ・ヤンセンの作品が『大人の科学マガジン』のキットになる過程を追ったドキュメンタリー映画『おとなのかがく』などを収録したDVDが付属する『テオ・ヤンセン公式ガイドブック』を取り扱う。