アニメーション映画『ソウルフル・ワールド』の日本版予告編とポスタービジュアルが公開された。
『第73回カンヌ国際映画祭』のオフィシャルセレクションに選出された同作の舞台は「生まれる前の魂の世界」。ジャズミュージシャンを夢見る音楽教師のジョーは、アメリカ・ニューヨークで一番有名なジャズクラブで演奏するチャンスを手に入れるが、街を歩いている最中にマンホールに落下し、人間が生まれる前に性格や才能、個性、興味を決める「魂の世界」に迷い込んでしまうというあらすじだ。
ウォルト・ディズニー・ジャパンが配給し、公開日は12月11日。『カールじいさんの空飛ぶ家』『インサイド・ヘッド』などを手掛け、ピクサーのチーフクリエイティブオフィサーを務めるピート・ドクターがメガホンを取り、、共同監督にはケンプ・パワーズが名を連ねている。
予告編では「今晩のステージに出てちょうだい」と依頼されたジョーが喜びを露わにする姿をはじめ、マンホールの下に落下し、青く光るキャラクターに変貌したジョーが「魂の世界」に迷い込む様子、「地上になんか行きたくない」と主張し、数百年間魂の世界に留まるソウルの22番との出会い、ソウルの22番が「私は人間についてよーく知ってるの。生まれる価値なんてない」と吐き捨てるシーン、ジョーの「あと少しで夢が叶うはずだったのに」という呟き、ソウルの22番とジョーの「人生ってそんなに大切なものなの?」「ああ、もちろんだよ!」というやりとりなどが確認できる。
ジョーやソウルの22番などの姿が写し出されたポスタービジュアルには「ソウルの世界へ、ようこそ! そこは「どんな自分になるか」を決める場所…の、はずだった――」というコピーが添えられている。
- 作品情報
-
『ソウルフル・ワールド』
2020年12月11日(金)全国公開 監督:ピート・ドクター、ケンプ・パワーズ 配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン