森見登美彦の新著『四畳半タイムマシンブルース』が本日7月29日に刊行。特設サイトがオープンした。
同著は、上田誠の戯曲『サマータイムマシン・ブルース』を原案とし、森見登美彦の著書『四畳半神話大系』にもとづいて執筆されたオリジナル作品。物語の舞台は、唯一のエアコンが動かなくなった真夏の京都の学生アパート。25年後の未来からタイムマシンに乗ってやってきた男子学生を目撃した「私」は、昨日に戻って壊れる前のエアコンのリモコンを持ってくることを思いつくが、悪友の小津たちが「昨日の世界」を勝手気ままに改変するのを目の当たりにし、世界消滅の危機を予感するというあらすじだ。装画は中村佑介、装丁は鈴木久美が担当。
ウェブマガジン「カドブン」では、森見登美彦と上田誠の対談、発売記念リレーエッセイ『タイムマシンがあったら』に加えて、『四畳半タイムマシンブルース』の第1章44ページ分が公開されている。
- 書籍情報
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『四畳半タイムマシンブルース』
2020年7月29日(水)発売 著者:森見登美彦 原案:上田誠 価格:1,500円(税抜) 発行:KADOKAWA