xRコンテンツのアワード『NEWVIEW AWARDS 2020』の公募がスタートした。
Psychic VR Lab、パルコ、ロフトワークによる共同プロジェクト『NEWVIEW』が手掛ける『NEWVIEW AWARDS』は、新たな表現やカルチャー、ライフスタイルを追求し、「超体験のデザイン」を牽引する次世代クリエイターを発掘、発信することを目的にファッション、カルチャー、アート分野のxRコンテンツを募るアワード。昨年は世界8か国から254作品が集まった。
第3弾となる今年度は、VRに加えARのコンテンツも対象とし、様々なフィールドで活動する国内外のクリエイターによる作品を募集。部門を分けずに総合評価するxRのコンテンツアワードになるという。テーマは「DESIGN YOUR ULTRA EXPERIENCE(超体験をデザインせよ!)」。審査委員長は宇川直宏が務め、審査員には真鍋大度、和田彩花、デイヴィッド・オライリー、ルー・ヤン、ジェシー・ダミアーニ、トン・ヴァン・グール(STRP)が名を連ねる。
募集対象はVR、AR、MRクリエイティブプラットフォーム「STYLY」を使って制作、公開されたVR、ARコンテンツ作品。既に発表済みの作品も応募することができる。「Gold Prize」には賞金20,000USドル、「Silver Prize」には5,000USドル、「PARCO Prize」にはパルコとコラボした作品を制作し、パルコに展示する権利を贈呈。募集期間は11月2日12:00まで。ファイナリスト作品展示、授賞式は12月を予定している。
新たにAR作品を募集対象に加えるにあたって、作品応募のインスピレーションとなるAR作品を、最後の手段 feat. EVISBEATS、three feat. Psychic VR Lab、Ryo Takegawa from xorium、Teom Chen、トキメキ運送、藤倉麻子、萌妹子-menmeiz- × Jennykaoriの7組が共同制作。第1弾として、three feat. Psychic VR Lab、Ryo Takegawa from xorium、萌妹子-menmeiz- × Jennykaoriの作品が公開された。作品は「STYLY Mobile」で鑑賞することができる。
宇川直宏(DOMMUNE)のコメント
「新たなリアリティの創世主を求めて」
コロナ禍において最も変化したものは何なのか?それは我々がこれまで信じてきた”現実の風景"そして“現実の概念”ではないか?パンデミック以降、ソーシャルディスタンシングを義務付けられた我々は、仕事場も学校も社交場も宴会場もデートスポットもあらゆる全ての現場をリモート化し、サイバースペースに移行させた!!!!! STAY HOME、おうち時間、巣ごもりライフ…ゆるふわな言葉を纏った感染症対策が3密を避け、接触を8割減らし、クラスター対策の強化を命じられた果てに生み出された世界は、ZOOMよろしく分割され、映画も演劇もTVも何もかもがスプリットスクリーンにレイアウトされることとなった!!!!! そしてフィジカルの崇高さを痛感しながらも、オンラインの世界に自由を求め始めたエンターテインメントは、新たな現実(リアリティ)の座標軸を現出させるべく、日々実験を重ねている!!!! VR、AR、MR、SR、XR、SUPER ZR、メタバースからデジタルツイン、ミラーワールドまで!!!!! そう、我々の新しい現実(ポストリアリティ)は、今動き出したばかりだ!!!!!!「Design Your Ultra Experience」!!!!!!!!
ポストパンデミック後の世界は我々一人一人が創世主たり得るのだ!!!!!!