白石和彌特集で『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』『孤狼の血』『ひとよ』上映

2020.08.03 Mon

上映イベント『白石和彌監督特集』が8月7日から東京・丸の内TOEIで開催される。

『ロストパラダイス・イン・トーキョー』で長編映画デビューした白石和彌監督。これまでに『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』『彼女がその名を知らない鳥たち』『孤狼の血』『止められるか、俺たちを』『サニー／32』『麻雀放浪記2020』『凪待ち』『ひとよ』などを発表している。

8月20日まで行なわれる同イベントでは4作品を選出。8月7日から13日まではピエール瀧が死刑囚役、リリー・フランキーが事件の首謀者役を演じた『凶悪』、「稲葉事件」を題材にした『日本で一番悪い奴ら』を上映する。8月14日からは暴力団同士の抗争と正義を追求する刑事たちの姿を描いた『孤狼の血』、ある事件に運命を狂わされた母と子供たちが絆を取り戻そうともがく『ひとよ』がラインナップ。

期間中はプレゼントするキャンペーンを実施。鑑賞者の抽選で30人に白石監督の直筆サイン入りポスターやプレスが贈られる。

白石和彌監督のコメント

伝統ある丸の内TOEIで特集上映を組んで頂けること、とても嬉しく興奮しています。ありがとうございます。僕も先日、同劇場で『仁義なき戦い　広島死闘編』を見たばかりです。熱い血が滾るような映画が似合う映画館です。たくさんの方に足を運んでくれることを願っています。
コロナ禍でどこも大変ですが、映画館も映画業界も大変なのは同じです。製作現場もまだまだ手探りですが、少しずつ撮影を再開し始めています。僕も秋には新作を撮影予定です。映画館に来てくれる映画ファンが一人でもいる限り映画は死にません。そう信じて、みんなで少しずつでも前に進んで行きたいです。