連続ドラマ『ワンモア』が2021年にメ~テレで放送、全国で配信される。
事情を抱えながら夜間定時制高校に通う5人の若者が、他人の人生と触れ合うことで自らと向きあい、成長をしていく姿を描く同作。A.B.C-Zの橋本良亮、戸塚祥太、河合郁人、五関晃一、塚田僚一が出演する。榊英雄が監督を務め、根本ノンジと清水匡が脚本を担当。A.B.C-Zは全員高校での学園生活を経験しておらず、デビュー後初の学園ドラマ出演となる。塚田僚一はトレードマークの金髪を黒髪にして役作りに挑んだとのこと。
同作が製作されるきっかけとなったのは、昨年4月に放送されたドラマ『ぼくらのショウタイム』。A.B.C-Zが総出演し、濱口優(よゐこ)がプロデューサーを務めた作品で、未放送部分を含むスペシャルバージョンは全国13館の映画館で上映され、ミニシアターランキングで動員1位を獲得した。同作の舞台挨拶では、「次やるなら何がやりたいですか?」という質問に橋本良亮が「学園ドラマがやりたいです」と返答。榊英雄監督が「定時制だな!」と切り返し、企画が動き出したという。
榊英雄監督は「前作『ぼくらのショウタイム』から更にパワーアップした彼らをまた違った一面で描く青春ドラマ。メンバー全員のバックボーンや、年齢を超えた仲間との絆、社会で培ってきた経験など、彼らにしかない境遇があるからこそ、等身大の彼らが出演する定時制を舞台にした学園ドラマに挑戦してもらいたい」という思いから企画をスタート。メンバーが演じるそれぞれのキャラクターは今まで見たことがない彼らが引き出せるよう、「逆当て書き」したオリジナルストーリーで描くとのこと。
メ~テレプロデューサーは「定時制高校という舞台だからこそ描ける、様々な背景をもった大人たちが、他者と出会うことで成長し、再起を図る姿。人とのコミュニケーションやふれあいの大切さを、今だからこそ学園ドラマとして描きたいと思いました」と語っている。
橋本良亮(A.B.C-Z)のコメント
僕の一言で始まった企画ですので、今までのお仕事とは一味も二味も違う高揚感と責任を感じています。
ドラマをカレーで例えると“すげえ濃厚”で、煮込まれて濃いシーンが沢山あるので、全編通して観て頂きたいですね。
また、“塚ちゃん”が黒髪にして、作品に懸ける思いが伝わってきます。
第二弾ですので、僕らの成長を観て頂けると嬉しいです。戸塚祥太(A.B.C-Z)のコメント
今まで当たり前に行われていた、ある種の「型」はもう無くなってきているので、この時代にピッタリ合わさった作品性があります。
自分自身が変わりたい、挑戦したいと思う気持ちなど、きっかけを探している方に観て頂きたいです。
“火村”が作品のピースになれるよう、最後まで努めたいです。
5人のチーム戦ですから!五関晃一(A.B.C-Z)のコメント
前作は、単発のSPドラマでした。
今回は、連ドラで各々キャラクターの背景や人生を深く魅せることができる、というか魅せなきゃなと。
今回のテーマ「青春に年齢は関係ない」という熱い気持ちが観た方に伝わり、学生時代を思い出すだけではなく、今も青春を感じられるんだ。という事に気付いて頂ければ嬉しいですね。塚田僚一(A.B.C-Z)のコメント
自分自身が経験していない事に向き合い、個々のキャラクターが濃く、リアリティもあるので、演じていて毎日楽しいですね。
また、元々の自身のパーソナルな要素である、金髪を黒髪に変えてみました。
後ろ姿だと、メンバーにも気付いてもらえません…(泣)
観て下さっている皆さんにも、後ろ姿だと気付いてもらえない不安さはありますね。河合郁人(A.B.C-Z)のコメント
A.B.C-Zとして、グループ主演なのですが、それぞれが主役になる瞬間があるので、観る方がどの役に感情移入しても楽しめる作品です。
それぞれにリアリティがあり、定時制の学校に通うワクワクさを感じながら撮影をしています。
僕は、前半はほとんどセリフが無いので、表情や立ち振る舞いでどう魅せるかを監督と対話しながら進めています。
今まで演じた中で一番“普通の役”だからこそ難しさを感じます。
我々の年齢を考えると、学園ドラマは難しいと諦めかけていましたが、定時制というアイデアから、諦めなくて良かったです。
僕は教師役ですが(笑)
成長は人それぞれですし、スピード感も環境によって変わりますので、気付くタイミングに年齢は関係ないと思います。
それを感じられるドラマだと思います。
この作品を通して感じた事は、学校にいるってだけで楽しい!!
これに尽きます。
- 番組情報
-
『ワンモア』
2021年にメ〜テレで放送、配信監督:榊英雄 脚本:根本ノンジ、清水匡 出演: 橋本良亮(A.B.C-Z) 戸塚祥太(A.B.C-Z) 河合郁人(A.B.C-Z) 五関晃一(A.B.C-Z) 塚田僚一(A.B.C-Z)
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?