展覧会『細見コレクション―琳派と若冲―』が9月12日から京都・細見美術館で開催される。
大正から昭和前期にかけて大阪を拠点に活動した実業家・細見良によって始まった細見コレクション。平安・鎌倉時代の茶の湯釜、根来、水墨画、絵巻、安土桃山・江戸時代の絵画、伊藤若冲、江戸琳派、葛飾北斎の作品など幅広い年代と分野で構成される。
同展では伊藤若冲や琳派の作品とあわせて、桃山陶芸の志野焼、織部焼を展示。酒井抱一『鹿楓図団扇』、本阿弥光悦と俵屋宗達による『忍草下絵和歌巻断簡』、鈴木守一『業平東下り図』、神坂雪佳『金魚玉図』、池田孤邨『四季草花流水図屛風』、伊藤若冲『花鳥図押絵貼屛風』『雪中雄鶏図』『糸瓜群虫図』『鼠婚礼図』に加えて、施釉陶器『志野唐花文鉢』『織部千鳥文手付四方鉢』といった作品を紹介する。
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『細見コレクション―琳派と若冲―』
2020年9月12日(土)~12月20日(日) 前期2020年9月12日(土)~10月25日(日) 後期2020年10月27日(火)~12月20日(日)会場:京都府 細見美術館 開館:10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで) 休館:月曜(祝日の場合翌日、9月22日は開館)、9月23日 料金:一般1,300円 学生1,000円
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