『インターステラー』IMAX版が全国上映、『TENET』新予告編も公開

クリストファー・ノーラン監督の映画『インターステラー』のIMAX版が9月4日から2週間限定で全国上映。発表とあわせてノーラン監督の最新作『TENET テネット』の「レジェンド予告」が公開された。

2014年公開の『インターステラー』は、地球の寿命が尽きかけた近未来の地球を舞台に、マシュー・マコノヒー演じる元エンジニアの男クーパーたちが、新たな星を探すために前人未到の未開の地へと旅立つ様を描いた作品。『TENET テネット』にも参加しているノーベル物理学賞受賞歴を持つキップ・ソーンがスタッフとして携わった。『インターステラー』IMAX版の本編前には、『TENET テネット』の約6分間のプロローグ映像が上映される。

7か国を舞台にIMAXカメラで撮影された『TENET テネット』は、クリストファー・ノーラン監督にとって2014年公開の『インターステラー』以来のオリジナル脚本作品。「現在から未来に進む＜時間のルール＞から脱出すること」を課せられた主人公が、時間に隠された秘密を解き明かし、第3次世界大戦を止めるミッションに巻き込まれていく姿を描く。主演を『ブラック・クランズマン』のジョン・デビッド・ワシントンが務めるほか、主人公の相棒とされる人物をロバート・パティンソンが演じる。9月18日から日本公開。

「レジェンド予告」は『TENET テネット』の最新映像と、ノーラン監督の過去作品『インセプション』『インターステラー』『ダンケルク』『ダークナイト』シリーズの映像を組み合わせたもの。ジョン・デビッド・ワシントン演じる『TENET テネット』の主人公が「きっと違和感に気づくはず、時間が逆行してるから」という声と共に歩く姿をはじめ、主人公が「命運を握るミッションだ、救ってくれ」と依頼されるシーン、「どうやって崩壊を防ぐんだ？」「時間から脱出するんだ」という会話などが確認できる。

同作の音楽を担当したルドウィグ・ゴランソンは「これこそ、みなさんが劇場で味わうべき映画体験だと思う。なにかを観て、体験するということは人々には必要。少しのあいだ、現実を離れることが必要です。この作品を観るたび、感激してしまほど。すごく多層的で、考えられることが多くある作品。みなさんの反応を楽しみにしています」とコメント。

• 映画『TENET テネット』オフィシャルサイト｜9月18日（金）公開