BIMのニューアルバム『Boston Bag』が本日8月28日に配信リリース。BIMによる収録曲の解説がApple Music限定で公開されている。
「ソロとしての活動は、グループと少し離れて一人旅をさせてもらっている感覚。まるで自分探しの小旅行をしているような」というイメージから『Boston Bag』と名付けられた同作。CreativeDrugStoreをはじめ、kZm、KEIJU(KANDYTOWN)、No Buses、高城晶平(cero)らが参加。プロデューサー陣はSTUTS、G.RINA、熊井吾郎らが名を連ねる。
BIMは「前作の時は、周りに対してソロラッパーとしてのBIMをもっと分かってほしいという気持ちがあったし、世間が抱いているBIM像と実際の俺との間に誤解やフラストレーションもあって、そういう葛藤も詰め込んだ。でも、今回はもうちょっと晴れやかで楽しい気持ちのもと作った」と述べている。
シングルとして発表していた“Veranda”の原形については「STUTSくんと一緒にフジロックに行ったキャンピングカーの中で聴かせてもらった」とコメント。kZmをフィーチャリングした“One Love feat. kZm”は、もともとG.RINAに「kZmとの曲をお願いしたい」とビートを依頼し、BIMの自宅でkZmと共に作り始めたという。「部活の一個上の先輩みたいな存在」「背筋が伸びるようなかっこいい先輩」であるというKEIJUを迎えた“Jealous feat. KEIJU”については、「先輩&後輩ではなく、ラッパー対ラッパーの関係性で曲を作ることができた」と語った。
高城晶平が参加した“Tokyo Motion feat. 高城晶平”は「もともとceroも好きだし、高城くんのソロ作もすごくよかった。俺だけじゃ出せない雰囲気があるので、高城くんに参加してもらった」という。No Busesとコラボレーションした“Non Fiction feat. No Buses”については、「アルバムのジャケットに逃げている俺の姿が写ってるんですけど、この曲はまさに“逃げる”というイメージの曲」と語り、彼らとの交流の始まりについても明かしている。