特別番組『劇場の灯を消すな!PARCO劇場編 三谷幸喜×箭内道彦~Road to PARCO THEATER“劇場に灯あれ!”』に中井貴一、天海祐希が出演することがわかった。
『劇場の灯を消すな!』は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて公演の延期・中止が続いている劇場でオリジナル番組を制作するWOWOWによる演劇プロジェクト。第4弾となる今回は2部構成となる。10月31日19:00からWOWOWライブで放送。
三谷幸喜と箭内道彦がタッグ組んだ第1部は、ドラマとドキュメントで構成される「on the Road to~」。三谷幸喜が演出を手掛ける第2部は、井上ひさし作『十二人の手紙』から「葬送歌」の朗読劇となる。中井貴一と天海祐希は第2部に出演。
中井貴一のコメント
高校生の頃からよくパルコ劇場に来ていました。
その頃は全く俳優になろうと思ってなかったですが、もし自分が舞台に出るんだったらここしかない!と感じていたんです。意味が分からないですよね...(笑)。
パルコ劇場は、俳優を目指していない頃の私にそう思わせてくれた思い入れのある劇場です。新しくなり、今日初めて舞台上に立ちましたが、昔のパルコ劇場のこじんまりとした空気感が残っていてとても幸せです。そして新しい劇場で、お客様の入っていない、カメラの前だけで朗読劇をやらせていただけたのはとても贅沢な時間でした。朗読劇はお芝居と違って、あまり感情過多になってもいけないですし、淡々と読むだけでは面白味にかける部分もあり、とても難しいんです。
悩みながらリハーサルをしたら、三谷さんから「もっと感情を入れて大丈夫ですよ」と言って頂けて、気持ちを開放しながら朗読することができました。お客様に楽しんで頂ければ幸いです。天海祐希のコメント
パルコ劇場は、宝塚を退団して初めて立った劇場ですし、新しくなっても常にそこに居てくれる存在です。とても見やすくて、素敵な劇場。そして熱意のあるスタッフの皆さんがいる、私にとって凄く身近な劇場です。
朗読劇は初めてで、緊張しました。今回、舞台上と客席で収録でしたので、舞台上にいる時とは、また違う緊張感が客席ではありました。台詞を覚えて演技すると言う事ではない芝居のやり取りは、とても新鮮で楽しかったです。
中井さんとは、こんなにがっつりお芝居をしたのは初めてで、ちょっとドキドキでした。三谷さんの演出は、リハーサルをやっていくつかダメ出しがあったくらいだったので、私、大丈夫かなぁと、こちらもドキドキでした。
劇場の灯を消すなの想いを込めた、この朗読劇。劇場の灯を灯し続け、沢山の可能性と夢をお客様に届けられたら...と願っています。
- 番組情報
-
『劇場の灯を消すな!PARCO劇場編 三谷幸喜×箭内道彦~Road to PARCO THEATER“劇場に灯あれ!”』
2020年10月31日(土)19:00〜WOWOWライブで放送 出演: 三谷幸喜 箭内道彦 中井貴一 天海祐希
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?