映画『マティアス&マキシム』のグザヴィエ・ドラン監督からメッセージ映像が到着した。
『第72回カンヌ国際映画祭』コンペティション部門に出品された同作は、ドラン監督が『君の名前で僕を呼んで』に感銘を受けてメガホンを取ったという作品。30歳で幼なじみのマティアスとマキシムが、友人が撮る短編映画で男性同士のキスシーンを演じたことをきっかけに、秘めていた互いへの気持ちに気づき始めるというあらすじだ。『トム・アット・ザ・ファーム』以来、約6年ぶりにドラン監督が役者として自身の作品に出演しているほか、ガブリエル・ダルメイダ・フレイタス、ピア・リュック・ファンク、ハリス・ディキンソン、アンヌ・ドルヴァルらが出演。9月25日から公開される。
メッセージ映像は、ドラン監督がカナダ・モントリオールの自宅で「自撮り」したもの。ドラン監督は『マティアス&マキシム』について「友情はもちろん、家族や愛情がテーマの作品だ」「愛情と友情は非常に似ている感情で、出所は同じだ。でも友人を愛することは可能なのか? この映画ではそれを問いかけている。共感してもらえたらうれしいね」とコメント。また「ぜひ映画を楽しんで。そして、どうか健康に気を付けてね」と語っている。
- 作品情報
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『マティアス&マキシム』
2020年9月25日(金)から新宿ピカデリーほか全国で公開監督・脚本:グザヴィエ・ドラン 出演: ガブリエル・ダルメイダ・フレイタス グザヴィエ・ドラン ピア・リュック・ファンク ハリス・ディキンソン アンヌ・ドルヴァル 上映時間:120分 配給:ファントム・フィルム
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