映画『ミッドナイトスワン』と『週刊文春』のコラボレーションが決定。主演の草彅剛が登場する。
9月25日から公開される『ミッドナイトスワン』は、『全裸監督』などの内田英治が監督、脚本を務めるオリジナル作品。故郷の広島を離れ東京・新宿に生きるトランスジェンダーの凪沙と、バレエダンサーを夢見る中学生・桜田一果の姿を通して「切なくも美しい現代の愛の形」を描く。凪沙役を草彅剛、桜田一果役を服部樹咲が演じる。
草彅剛は、『週刊文春』のグラビア「原色美女図鑑」「男の肖像」に登場。「原色美女図鑑」では、映画で描かれなかった凪沙の姿を渞忠之が撮影している。「男の肖像」では草彅剛としての様々なシーンに密着しており、番組収録を楽しむ様子や合間に見せる真剣なまなざし、愛犬クルミとのショットなどを収めている。また、金子達仁が聞き手を務めたインタビューも収録。役作りや共演者とのエピソード、表現者として、役者としての素顔、今までの思いなどを明かしている。
これまで同誌の「原色美女図鑑」に男性キャストが登場する際は「原色美男図鑑」としていたが、今回は凪沙として登場するため、「原色美女図鑑」として掲載。約32年間の歴史の中で初となる。草彅は「皆さんのお力添えによって、1カット1カット撮るごとに、僕の中の“凪沙”が出てきた感じがありました。僕より、周りのスタッフが凪沙というキャラクターを愛してくれてるので、その気持ちに応えられるように頑張りたいな、と。きっと、いいものになってるんじゃないかなと思います」とコメントを寄せている。詳報は9月24日発売の『週刊文春』で発表。
さらに、公開日と同じく9月25日に電子書籍『ミッドナイトスワン SPECIAL CINEMA BOOK』が刊行されることを発表。草彅へのインタビューや、キャラクター相関図、映画評、小説版『ミッドナイトスワン』冒頭部分に加えて、「原色美女図鑑」とは別の表情を見せる凪沙の撮り下ろし写真などを収録する
- 書籍情報
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『ミッドナイトスワン SPECIAL CINEMA BOOK』
2020年9月25日(金)発売 著者:渞忠之 価格:1,200円(税込)
- 作品情報
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『ミッドナイトスワン』
2020年9月25日(金)からTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開監督・脚本:内田英治 出演: 草彅剛 服部樹咲 田中俊介 吉村界人 真田怜臣 上野鈴華 佐藤江梨子 平山祐介 根岸季衣 水川あさみ 田口トモロヲ 真飛聖 配給:キノフィルムズ
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?