三木孝浩監督の映画『夏への扉』の正式タイトルが『夏への扉 ―キミのいる未来へ―』に決定。追加キャストが発表された。
2021年2月19日から公開されることが決まった同作は、1956年に発表されたロバート・A・ハインラインの同名SF小説の舞台を日本に再構築して実写映画化するもの。愛猫ピートと、亡き父の親友・松下の娘・璃子との日常の中、研究に没頭する日々を送っていた高倉宗一郎が、罠にはめられ、冷凍睡眠から目覚めた2025年の東京で、ヒューマノイドロボットの力を借りて未来を取り戻そうとする、というあらすじだ。高倉宗一郎役に山崎賢人、松下璃子役に清原果耶、ヒューマノイドロボット役に藤木直人がキャスティング。
新たに出演が発表されたのは、夏菜、眞島秀和、原田泰造、高梨臨、浜野謙太、田口トモロヲ。夏菜は宗一郎の婚約者・白石鈴役、眞島秀和は宗一郎の会社で共同経営者を担う松下和人役、原田泰造は鍵を握る謎の男・佐藤太郎役、高梨臨は佐藤の妻みどり役、浜野謙太は冷凍睡眠から目覚めた宗一郎にヒントを与える会社経営者兼科学者・坪井強太役、田口トモロヲは2025年で宗一郎を待ち続けていた物理学者・遠井教授役を演じる。
今回の発表とあわせて特報映像とティザーポスタービジュアルが公開。特報映像には、罠にはめられて全てを失った宗一郎が冷凍睡眠から目覚める姿や、ヒューマノイドロボットが「偶然でしょうか? 璃子が亡くなったことも」と語る様子、「諦めなければ失敗じゃない」という言葉、宗一郎が「扉を探す」と決意を述べるシーンなどが確認できる。
宗一郎、璃子、ピートを抱くヒューマノイドロボットの姿が写し出されたティザーポスタービジュアルには、「30年の時を超える冒険が今、始まる――」というコピーが添えられている。
- 作品情報
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『夏への扉 ―キミのいる未来へ―』
2021年2月19日(金)から全国公開監督:三木孝浩 脚本:菅野友恵 音楽:林ゆうき 原作:ロバート・A・ハインライン『夏への扉』(ハヤカワ文庫) 出演: 山崎賢人 清原果耶 夏菜 眞島秀和 浜野謙太 田口トモロヲ 高梨臨 原田泰造 藤木直人 配給:東宝、アニプレックス
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Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?