2020年後期のNHK朝の連続テレビ小説『おちょやん』の主題歌を秦基博が手掛けることが発表された。
11月30日から放送される『おちょやん』のヒロインは、喜劇女優として活躍し、やがて「大阪のお母さん」と呼ばれるようになる竹井千代。杉咲花が竹井千代役を演じる。女優・浪花千栄子の人生をモデルにした作品で、大阪の貧しい家に生まれた少女が道頓堀での芝居に魅了され、女優を志す様を描く。脚本は『半沢直樹』『陸王』などの八津弘幸。
主題歌に起用されたのは、秦基博の新曲“泣き笑いのエピソード”。『おちょやん』の物語をもとに書き下ろしされた楽曲で、千代のひたむきな姿を思い描いているとのこと。
今回の発表とあわせて、秦基博の新ビジュアルも公開された。
秦基博のコメント
『おちょやん』の主題歌を担当させていただけることになり、本当に嬉しく思っています。
脚本を読ませていただいた中で、主人公・千代の、どんな苦境の中にあってもめげないその心、そして、自分の身にふりかかる不幸や悲しみを糧にして、それらを「笑顔」に変えていく力強さ、明るさ。
その部分に一番感銘を受けて、『泣き笑いのエピソード』という曲を書きました。
悲喜こもごも巻き起こる『おちょやん』の毎日に、少しでも色を添えられればと思います。
そして、このドラマを観てくださる皆さんの一日の始まりにそっと寄り添うような歌になれば幸いです。
『おちょやん』の物語が僕もとても楽しみです!杉咲花のコメント
物語の中で苦しいことや悔しいことをたくさん経験する千代ですが、それでもへこたれずに前を向いて進んでいく背中をこの曲にそっと見守ってもらっているようで、胸が熱くなりました。
秦さんの優しい歌声と温かい歌詞に包まれて、これから毎日、ドラマと、ひとりひとりの1日が始まること、とても心強いものになるのではないかと感じています。
歌詞にもありますが、私はこの曲を聴けるからこそ、どんな今日も愛せるはずだ!と思いました。