映画『STAND BY ME ドラえもん 2』の公開日が11月20日に決定。主題歌を菅田将暉が担当することがわかった。
2014年に公開された『STAND BY ME ドラえもん』の続編となる同作は、『ドラえもん』第4巻に収録の「おばあちゃんのおもいで」をベースにしたもの。おばあちゃんに再会するためにタイムマシンで過去に遡ったのび太は、おばあちゃんの「あんたのお嫁さんをひと目見たくなっちゃったねぇ」という願いを叶えるべく未来へ向かうが、しずかとの結婚を控える「大人のび太」が式当日に逃げ出してしまうというあらすじだ。声優陣に水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみ、木村昴、関智一が名を連ねるほか、のび太のおばあちゃん役に宮本信子、大人のび太役に妻夫木聡がキャスティング。IMAXが導入されている全38館でも公開される。
主題歌に起用されたのは、菅田将暉が歌い、菅田の友人でもある石崎ひゅーいが作詞と作曲を手掛け、トオミヨウが編曲を担当した“虹”。昨夏に「ウエディングソングを作ってほしい」というオファーを受けてから試行錯誤を繰り返し、約1年かけて完成したという。菅田は「気づいた時から当たり前に傍にいた存在であるドラえもんの映画主題歌を、まさか自分の人生で歌う時が来るなんて、本当に驚きました」と語っている。フルバージョンは10月12日27:00以降にラジオでオンエア。10月17日からテレビアニメ『ドラえもん』内でも放映予定だ。
同曲を収録したニューシングル『虹』は11月25日にリリース。CDのみの通常盤とDVD付きの初回生産限定盤が用意され、CDには“虹”と同曲のインストルゥメンタルバージョン、菅田将暉×OKAMOTO'Sの“Keep On Running”の全3曲を収録する。
発表とあわせて菅田と『STAND BY ME ドラえもん 2』のコラボレーションスチール、新たな予告編とポスタービジュアルが公開。コラボレーションスチールには3DCGのドラえもんとのび太と共にタケコプターを付けて空を飛ぶ菅田の姿が写し出されている。菅田は「今までの仕事とは違った喜びを味わえました」とコメント。
新予告編には主題歌“虹”を使用。おばあちゃんが「あんたのお嫁さんをひと目見たくなっちゃったねえ」と笑みを浮かべる姿をはじめ、のび太が「会いたい、おばあちゃんに会いたいよ!」と涙を流す様子、大人のび太が「しずかさんを幸せにしてあげられないかもしれない」と吐露する場面、「僕はしずかちゃんとの未来を必ず取り戻す」という言葉などが確認できる。
「おばあちゃん、僕は誰かを幸せにできるかな?」というコピーが添えられた新ポスタービジュアルには、タキシードを着用したのび太とウエディングドレスを着たしずかの姿、ドラえもんが目に涙を浮かべる様子が写し出されている。
新予告編は10月16日から全国の劇場で上映開始。
菅田将暉のコメント
物心ついた頃から当たり前のようにそこに居て、当たり前のように見てきたドラえもん。
いっぱい笑っていっぱい泣いていっぱい勇気をもらったドラえもん。
まさか自分がその一部を彩ることになるとは。とてつもなく高揚しております。
沢山のありがとうを込めて、
誠心誠意歌わせていただきます。石崎ひゅーいのコメント
恋人や家族や友達、あたりまえに過ぎていく日々の中で、忘れがちな「ありがとう」という言葉を、いつもあたりまえのようにそばにいてくれる人達へ純朴に伝える歌です。
菅田くんのまっすぐな歌声が、ドラえもんの優しい世界をより鮮やかに彩っていると思います。楽しみにしていてください。阿部秀司プロデューサーのコメント
やはり、前作の「ひまわりの約束」という楽曲を超えなければならない!と、いうのが最大の命題でした。誰が担えるかと考えていた矢先、「love」というCDを聞きました。役者・菅田将暉は、ミュージシャンとしての実力もまた、第一級だと感じ迷いなくオファーしました。石崎ひゅーい氏とのタッグは菅田くんサイドの提案でした。「SBM2」のテーマは「のび太の結婚式」ゆえに、今後、結婚式で歌われる様なメジャーな曲を!という大雑把なオーダーでしたが見事に打ち返してくれました。デモを聴いた瞬間に名曲誕生の確信を得ました。
- リリース情報
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菅田将暉
2020年11月25日(水)発売 価格:1,700円(税抜) ESCL-5467~8
『虹』初回生産限定盤(CD+DVD)
- リリース情報
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菅田将暉
2020年11月25日(水)発売 価格:1,100円(税抜) ESCL-5469
『虹』通常盤(CD)
- 作品情報
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『STAND BY ME ドラえもん 2』
2020年11月20日(金)から公開監督:八木竜一、山崎貴 脚本:山崎貴 原作:藤子・F・不二雄 主題歌:菅田将暉“虹” 制作:シンエイ動画、白組、ROBOT 声の出演: 水田わさび 大原めぐみ かかずゆみ 木村昴 関智一 宮本信子 妻夫木聡 配給:東宝
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?