ZAIKOの新たな支援プロジェクト「ZAIKO Seed」がスタートする。
「ZAIKO Seed」は、配信予定のイベントチケットの一定枚数をZAIKOが事前に一括購入し、購入代金をイベント開催前に主催者に支払う新サービス。主催者はZAIKOが支払うイベントチケットの購入代金をライブの実施にかかる初期費用に充てることで負担を抑えることができ、今まで以上にライブ配信によるイベントが開催しやすくなるとのこと。総額約5000万円の事前支援を行なう、業界初の試みだという。
応募対象者はミュージシャンのみならず、YouTuber、イラストレーター、作家、ジャーナリスト、パーソナルトレーナー、劇団などファンとの繋がりを持つことを目指す全ての人が対象。現在応募フォームより応募者を受付中で、11月1日に締め切りを予定している。「ZAIKO Seed」チームによる審査を経て、11月2日から11月8日の間に支援事業者の選定結果が報告される。事前支援を受けたイベントは、約9か月の間、ZAIKO上でのみの配信、券売が可能となる。
Lauren Rose Koche(ZAIKO)のコメント
ZAIKOは「電子チケットを通じてアーティストとファンが直接繋がることができるプラットフォーム」をコンセプトとして2019年1月に誕生したスタートアップ企業です。当初、ZAIKOでは15名に満たないスタッフが働く中、コロナウイルス感染拡大により、私たちのほとんどのクライアントのビジネスが大きなダメージを受け、それに伴い私たちは商材であるイベントのチケットを失い、収益を上げることが難しくなりました。その状況を打破するため、どこよりも早く、電子チケットでライブ配信をマネタイズできる機能を開発し、2020年3月に電子チケット制の有料ライブ配信サービスの提供を開始しました。それにより、これまで取り組みのなかった企業、組織とビジネスを共にすることができ、ZAIKOを通じて配信チケットを購入いただいたユーザー含む、非常に多くの皆様のサポートのおかげでここまでビジネスを前に進めることができました。そんな皆様に少しでも恩返しをしたいと思い、我々はまだ小さなスタートアップ企業ですが、今回の「ZAIKO Seed」プロジェクトを開始いたします。