手塚眞監督の映画『ばるぼら』の公開を記念して、永井豪による漫画『永井豪版ばるぼら』が11月10日発売の『ビッグコミック 22号』に掲載。あわせて映画『ばるぼら』の応援コメントが到着している。
手塚治虫生誕90周年を記念して制作された映画『ばるぼら』は、手塚治虫が1970年代に『ビッグコミック』に連載していた漫画『ばるぼら』をもとにした作品。新宿駅の片隅で出会った少女ばるぼらを自宅に連れ帰った小説家の美倉洋介は、彼女を手元に置いておくことで創造意欲が湧くようになるが、次第にエロティックで異常な幻覚に悩まされ始めるというあらすじだ。小説家の美倉洋介役に稲垣吾郎、芸術家のミューズで自堕落な生活を送るばるぼら役に二階堂ふみがキャスティング。11月20日から公開される。
『デビルマン』『キューティーハニー』『マジンガーZ』などで知られる永井豪の『永井豪版ばるぼら』では、人気画家・三田村恭介とばるぼらによる新たなストーリーが展開されるとのこと。
今回コメントを寄せたのは、永井豪、竹中直人、天野ひろゆき(キャイ~ン)、ウド鈴木(キャイ~ン)。
永井豪のコメント
本物のばるぼらがいた!!
過去の栄光を捨て、新しいマンガ芸術を模索する手塚治虫の葛藤を描いた原作の“本質”を見事に捉えた傑作映画が誕生した!竹中直人のコメント
まさかあの『ばるぼら』が映画になるなんて!!
原作の大ファンだったぼくは恐る恐る作品を見つめた…いた…あの『ばるぼら』がスクリーンに。確かにいた…。天野ひろゆき(キャイ~ン)のコメント
キレイな稲垣吾郎もいいけど汚れた稲垣吾郎はもっといいねぇ
ウド鈴木(キャイ~ン)のコメント
「ばるぼら」それは魔法の言葉にも感じる。依存することで、救われもするが、壊れてもいく。
人間ほどスリリングな生き物はいない。
- 作品情報
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『ばるぼら』
2020年11月20(金)からシネマート新宿、ユーロスペースほか全国で公開監督:手塚眞 原作:手塚治虫 出演: 稲垣吾郎 二階堂ふみ 渋川清彦 石橋静河 美波 大谷亮介 ISSAY 片山萌美 渡辺えり 上映時間:100分 配給:イオンエンターテイメント
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?