オンラインイベント『おうち旅ルミネ meets 中之条』が11月29日に開催される。
同イベントは、ルミネが取り組む「旅ルミネ」プロジェクトの第2弾。「地域に暮らす人たちと関係値を結ぶ旅=ピープルツーリズム」を提唱し、オンライン上で日本の様々な地域の魅力を紹介している。今回は群馬・中之条町を舞台にイベントを実施。
中之条に移り住み、その土地に根差しながら創作活動をしているアーティストの西岳拡貴、飯沢康輔と星野博美、CLEMOMOの3組が旅のガイドを担当。西岳拡貴は「チョコレートを愛する現代芸術家と行く『中之条を味わい尽くすクラフトフードの旅』」、飯沢康輔と星野博美は「農園に立ちながら制作を続けるアーティストと行く『中之条の大地と食を全身で感じる旅』、CLEMOMOは「置き去りにされたものからアートを生み出すアートグループと行く『中之条の自然と向き合う手しごとにふれる旅』」と題したツアーを提案している。参加者はいずれかのツアーの選び、ツアーごとの魅力をリモートで体験。また、来年開催される『中之条ビエンナーレ2021』出展作品をCLEMOMOと共に作る時間も設ける。
参加者の自宅には、前日までに「秘密の7品と旅のかけら」が入った「旅じたくボックス」が届く。参加者は11月10日まで受付中。応募者多数の場合は抽選となる。詳細は特設サイトで確認しよう。
原沢香司(中之条町観光協会)のコメント
温泉・自然景観・歴史文化・美味しいもの。私たちの町には、観光地に必要なそのすべてがあり、そのすべてが自慢です。だからこそ、私たちはなぜそれらが受け継がれてきたのか、誰がどのように守ってきたのか、それを知って欲しいと思っています。アーティストが案内する今回の旅で、必ず、この町の素敵な人に出会えますよ。
山重徹夫(中之条ビエンナーレ総合ディレクター)のコメント
「中之条町には想像力を掻き立てる何かが潜んでいます。それを感じるために世界中からこの土地にアーティストが集まり続けて十数年。ここで生まれた作品と人との繋がりは数え切れないほどです。私たちが見てきた様々な風景のカケラを感じてください。時間を共有して生まれる出会いが、また新しい風景を作り出します。
岡安賢一(伊参スタジオ映画祭実行委員長)のコメント
この町の変化はとても映画的だと思う。それはシネコンの商業映画ではなく、小さな映画館の知られていない映画かもしれない。登場人物たちは、僕のような昔からの町民もいれば、アートイベント等をきっかけに移住してきた者もいる。語られるのは、これから先を生きるための物語だ。そしてその物語が持つ価値は、PC越しであってもきっと伝わる。
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『おうち旅ルミネ meets 中之条』
2020年11月29日(日)11:00〜14:30に配信予定