岩井秀人(ハイバイ)プロデュースの舞台『いきなり本読み! in 東京国際フォーラム』が12月25日に東京・有楽町の東京国際フォーラム ホールCで上演される。
岩井秀人の「稽古場のほうが絶対におもしろい!」という発案で今年2月に始まった『いきなり本読み!』では、集まった俳優たちが、読んだこともない台本の読み合わせを観客前で披露。俳優には事前に演目を知らせず、当日ステージ上で台本を渡し、その場で配役を行ない、約束された役作りも演出も、照明も音響もない中で台本に挑む。
出演者は、松たか子、神木隆之介、後藤剛範、大倉孝二。チケットの先行抽選販売は11月7日11:00からスタートする。一般発売12月5日10:00から開始。
岩井秀人のコメント
みなさま!ご覧の通り、すでに事件です!
今年の2月に「演劇人に怒られそう」と思いながら始めたこの「いきなり本読み!」が、12月25日に、東京国際フォーラムで開催されます!
1500人キャパだって!びびるわ!「いつかはドームで」と冗談で言ってましたが、そろそろ見えてきましたね。見えてきません!
今回はキャパもあれなのと、いつかやってみたいと思っていた、「俳優の表情映し出しビジョン」も導入しつつ、いつも通り、「これから何やるかわからない俳優さん」が舞台上に登場し、七転八倒の末、どこかしらにたどり着く予定です!
松たか子さん、よく出演OKしてくれました。
日本のお宝である松さんには、ちょっと前に舞台に出てもらいました。
シンプルに「俳優力」が異次元なのはみなさまご存知の通りですが、さらには松さんの「日常の状態から台本に入っていく」姿を、是非是非、皆さんにみてもらいたいと思っております。神木隆之介さん、2度目の登場であり、この企画の僕ともう一人のプロデューサーでもあります。
演じたそばから、それを言語化できるのも、この企画にめちゃんこ向いてるおじいさん子供だと思います。「俳優」という仕事をこよなく愛する神ボーイ神木の、「俳優ってこんな楽しいんですよ!」という熱い思いをまた、一緒にお客さんにお伝えしたい次第です。後藤剛範さんも2度目の出場となりますが、彼は今年度の「ベスト・本読みスト」と言ってもいいかも知れません。初見(一発目の本読み)の不思議すぎるアプローチから、2時間ほどかけて、なんとか台本の端っこを後藤カラーに染める姿を、是非その肉体と共にお楽しみください。座りっぱなしだけど。
大倉孝二さん、ようやくご登場といった感じですね?みなさま。
「どんな人を呼びたいですか?」というtwitterアンケートでも多くの票を集めましたが、何より、僕が演劇を始めた頃からのアイドル的存在で、小、中、大劇場で、この人ほど「威力」のある俳優さんはいないと思っております。我ながら今回も素晴らしいキャストが揃いました。それも年の瀬、12月25日、みなさまへのクリスマスプレゼントでございます。
こんな類稀なる才能を持った俳優さんたちと一緒に、いつも通り「全く何やるかわからん」ところから、遠くへ遠くへ、一緒に遠くへ向かいたいと思います。ご来場、心よりお待ちしております!!
岩井
- イベント情報
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『いきなり本読み! in 東京国際フォーラム』
2020年12月25日(金) 会場:東京都 有楽町 東京国際フォーラム ホールC進行・演出:岩井秀人 出演: 松たか子 神木隆之介 後藤剛範 大倉孝二 料金:S席8,000円 A席7,000円関連リンク
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CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?