田中雄二の著書『TR-808<ヤオヤ>を作った神々 菊本忠男との対話──電子音楽 in JAPAN外伝』が12月11日に刊行される。
『電子音楽 in JAPAN』の続編的書籍となる同書は、1980年に発売されたローランドのリズムマシン「TR-808」のプロジェクトリーダーで、海外では「ミスター・キクモト」として知られる菊本忠男との対話形式で、1980年代末から今世紀までのサンプリング、デジタルシンセサイザー、ソフトウエアシンセの歴史を辿るもの。「TR-808」「TB-303」「TR-909」「MIDI」の開発秘話が明かされる。巻末には菊本が関わった機材の実際の使用例をまとめたディスクガイドを掲載。
帯文には石野卓球(電気グルーヴ)が「808 909 606 707 そして Roland、もしもこれらによって奏でる音がなかったとしたら僕の音楽人生もなかったと断言できる。」とコメント。
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『TR-808<ヤオヤ>を作った神々 菊本忠男との対話──電子音楽 in JAPAN外伝』
2020年12月11日(金)発売予定 著者:田中雄二 価格:2,500円(税抜) 発行::DU BOOKS