新宿サザンテラスに屋外回遊型のXRアトラクション『XR Wonder Park』登場

2020.11.10 Tue

屋外回遊型のXRアトラクション『XR Wonder Park』が11月18日から東京・新宿サザンテラスで開催される。

curiosityとNTTドコモが共同開発している『XR Wonder Park』は、NTTドコモと小田急電鉄が取り組んでいる『XRシティ SHINJUKU』のコンテンツ。新宿サザンテラスを舞台に、未来の生き物や世界が融合して物語が展開していく。キャラクターやアイテムがXRで出現するだけでなく、実際の街や建物が歪んで空間に穴が開いたり、植物が顔の形に変化して喋り出したりするなど、デジタルと現実世界が融合する体験を盛り込んだ内容になっているという。

体験者は、自身のスマートフォンまたはタブレットにアプリをダウンロード。物語の主人公となってXRで出現するキャラクター・時空潜水士の「ホロ」と共に、時空の歪み「ワンダーポータル」に落ちてしまった「ミライノカケラ」を探して様々なトラブルを解決していく。各エリア10分程度のショートストーリー3本を順不同で体験。

体験者自身の端末での参加となるため、1人プレイを基本としているが、アトラクション内のみで使える「空間メッセージ機能」によって新宿サザンテラスエリアの好きな空間に好きなメッセージを残すことで他のプレイヤーとコミュニケーションすることが可能。

アプリでは、グーグルが提供する「Cloud Anchors」の技術を活用。スマートフォンのカメラが見ている風景と、クラウド上にアップロードされたサザンテラスの特徴点データをマッチングすることで体験者の目の前にある場所や物体に紐付いたARコンテンツを楽しむことができる。iOS端末ではアップルが提供する「ARKit」の技術を活用し、実際の人や物体との重なりを正確に表現し、より現実に溶け込んだARの映像体験が可能とのこと。