劇場＆オンラインで上映する『イタリア映画祭2020』明日から開催

2020.11.12 Thu

『イタリア映画祭2020』が11月13日、14日に東京・九段下のイタリア文化会館アニェッリホールで開催。オンライン上映は11月20日から12月20日までの1か月間限定で実施される。

2001年から開催され、今年で20回目を迎える同イベント。今回は劇場上映および配信によるハイブリット形式で実施される。オンライン上映には「新作」「4人の名優たち」「コメディー」「監督デビュー作」「短編」というテーマで括られた全29タイトルがラインナップ。

「新作」にはリアル上映も決定している『幸運の女神』『オール・マイ・クレイジー・ラブ』『きっと大丈夫』の3本が選出。「4人の名優たち」では、『マーティン・エデン』、Netflix映画『オールド・ガード』で知られるルカ・マリネッリをはじめ、マルゲリータ・ブイ、ヴァレリオ・マスタンドレア、アルバ・ロルヴァケルにフォーカスする。「コメディー」では、イタリアならではの多岐にわたったコメディー作品を堪能することができ、「監督デビュー作」では、アリーチェ・ロルヴァケルの監督デビュー作『天空のからだ』や、マーティン・スコセッシが才能を認めたというジョナス・カルピニャーノの初監督作『地中海』が上映される。「短編」ではマルコ・ベロッキオ監督の『シチリアーノ裏切りの美学』『夜よ、こんにちは』や、ジャズミン・トリンカの初監督作品が選出。

オンライン上映の料金は新作1200円、旧作500円、短編は無料となる。ストリーミング期間は72時間。詳細はオフィシャルサイトで確認しよう。

イベント情報: 『イタリア映画祭2020』

2020年11月13日（金）、11月14日（土）会場：東京都　九段下イタリア文化会館アニェッリホール『イタリア映画祭2020』オンライン上映 2020年11月20日（金）〜12月20日（日）上映作品：『幸運の女神』（監督：フェルザン・オズペテク）『オール・マイ・クレイジー・ラブ』（監督：ガブリエーレ・サルヴァトーレス）『きっと大丈夫』（監督：フランチェスコ・ブルーニ）『無邪気な妖精たち』（監督：フェルザン・オズペテク）『まっさらな光のもとで』（監督：フランチェスカ・コメンチーニ）『私と彼女』（監督：マリア・ソーレ・トニャッツィ）『来る日も来る日も』（監督：パオロ・ヴィルズィ）『イタリアの父』（監督：ファビオ・モッロ）『考えてもムダさ』（監督：ジャンニ・ザナージ）『家の主たち』（監督：エドアルド・ガッブリエッリーニ）『幸せの椅子』（監督：カルロ・マッツァクラーティ）『幸せな感じ』（監督：ヴァレリア・ゴリーノ）『司令官とコウノトリ』（監督：シルヴィオ・ソルディーニ）『処女の誓い』（監督：ラウラ・ビスプリ）『ルチアの恩寵』（監督：ジャンニ・ザナージ）『ラ・パッショーネ』（監督：カルロ・マッツァクラーティ）『バッグにはクリプトナイト』（監督：イヴァン・コトロネオ）『それは息子だった』（監督：ダニエーレ・チプリ）『君が望むものはすべて』（監督：フランチェスコ・ブルーニ）『環状線の猫のように』（監督：リッカルド・ミラーニ）『私が神』（監督：アレッサンドロ・アロナディーオ）『アルマジロの予言』（監督：エマヌエーレ・スカリンジ）『月を買った男』（監督：パオロ・ズッカ）『天空のからだ』（監督：アリーチェ・ロルヴァケル）『ミエーレ』（監督：ヴァレリア・ゴリーノ）『地中海』（監督：ジョナス・カルピニャーノ）『私のママでいる』（監督：ジャズミン・トリンカ）『道化師』（監督：マルコ・ベロッキオ）『戦闘』（監督：マルコ・ベロッキオ）