映画『マスカレード・ナイト』が2021年9月17日から全国東宝系で公開される。
2019年公開の『マスカレード・ホテル』の続編となる『マスカレード・ナイト』は、東野圭吾の同名小説をもとにした作品。「とある殺人事件の犯人がホテル・コルテシア東京の仮装で行うカウントダウンパーティー“マスカレード・ナイト”の会場に現れる」という密告状が届いたことから、警視庁捜査一課の刑事・新田浩介が再びホテルマンに扮してホテル・コルテシア東京に潜入捜査し、仮装で素顔を隠したパーティー参加者500人の中から犯人を見つけ出そうとする姿を描く。舞台は大晦日。
新田浩介役を木村拓哉、ホテル・コルテシア東京のコンシェルジュ山岸尚美役を長澤まさみ、監督を鈴木雅之、脚本を岡田道尚が続投。2021年1月初旬にクラインインし、8月に完成予定だ。
木村拓哉のコメント
『マスカレード・ホテル』で東野先生の世界観を具現化することが非常に楽しかったので、同じ舞台といえども、また違う内容で新たに作品を構築していく楽しみがありますし、同時にプレッシャーでもあります。
本作は東野先生もおっしゃる通り大胆な脚色があり、あれだけ分量のある原作をわずか1日の設定にしているので、ジェットコースターのような話の流れになると思います。
観てくださる皆さんにも、その世界に没入してもらったうえで、スクリーンと客席が一瞬繋がって、登場人物として同じ事件の目撃者になってほしいと思います。
共演の長澤さんはすごく魅力的な方ですし、またご一緒できることが嬉しいです。今回も彼女らしい解釈で山岸としてそこに存在してくれると思うので、セッションが楽しみです。
チーム・マスカレードの再会に感謝しつつも、コロナ禍での撮影なので現場で気を付けなければいけないこともたくさんありますし、気を引き締めて臨みたいです。
我々が全力を尽くして作ったものをたくさんの方に届けて、皆さんにとって少しでもプラスに作用してほしいなと思います。長澤まさみのコメント
続編決定を聞いた時、身が引き締まる思いになりました。前作を観て頂いたお客様に対して期待を裏切らないようにという責任感を感じております。
しっかりホテルマンとしての仕事を努め、落ち着いて、丁寧に演じられたらなと思っております。
木村さんは、集中して作品と向き合える空気感を作ってくださるので、今から撮影が楽しみです。
また、監督やスタッフさんに久しぶりにお会いできるのも楽しみですし、同僚のホテルマンの方々、そして新たなお客様に早くお会いしたいです。鈴木雅之監督のコメント
ホテルは小さな街だと言われている。それは、世の中で起こる事が、この小さな街でも起こると言う事。
グルメ、恋、喧嘩、不倫、そして殺人……。大晦日の夜、コルテシア東京という小さな街で、年に一度の仮装パーティーが開かれる。誰もが自らの姿を変え、顔をかくす仮装パーティー。そこに、殺人犯が現れるという……何か、ぞくそくしますね。東野圭吾のコメント
映画『マスカレード・ホテル』は素晴らしい出来映えだったと思っています。
あの作品を仕上げた方々が手がけられるということなら、『マスカレード・ナイト』の映画化を
お任せするにあたり、何ら心配する必要はないでしょう。挑戦的な脚色も大歓迎です。
木村さんの新田浩介、長澤さんの山岸尚美に再び会えると思うと、今からわくわくします。
華やかでスリル溢れるエンターテイメントになることを期待しております。
- 作品情報
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『マスカレード・ナイト』
2021年9月17日(金)から全国東宝系で公開監督:鈴木雅之 脚本:岡田道尚 原作:東野圭吾『マスカレード・ナイト』(集英社文庫) 配給:東宝
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?