新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、大きな打撃を受けた2020年のエンタメ業界。ライブや演者との対面での交流も楽しみのひとつとなっていたアイドルファンたちは、直接応援する手段が減ったことによってやきもきした1年を過ごしたのではないだろうか。
そんな中、LINEリサーチによる「コロナ禍に負けないアイドルグループ応援方法TOP3」が発表された。
LINEリサーチは、LINEが保有する約534万人のアクティブな調査パネルを基盤としたスマートフォン専用のリサーチプラットフォーム。日本全国の15~59歳の男女に対して定期的に「アイドルグループの人気ランキング」についてアンケート調査を行なっている。第3弾となる今回は、15~69歳の男女約57万人を対象に、リアルなイベントやコンサートの開催が難しいコロナ禍で、どのようにアイドルを応援しているかを調査。
総合ランキングトップ3は、1位「YouTubeなどで配信されている動画を観る」、2位「テレビ(地上波/BS/CS)で音楽番組やライブを見る」、3位「配信されている楽曲を聴く」。「CDやDVDを買う」も6位にランクインしている。
男女別の特徴としては、全体的に男性に比べて女性の方が様々な応援方法を行なっている割合が高いことが判明。中でも女性の10代、20代の応援方法が多種多様なものとなっており、1位「YouTubeなどで配信されている動画を見る」、2位「SNSの投稿を見る」、3位「配信されている音楽を聴く」と続く。
4位からは女性10代と20代でやや傾向に変化があり、「テレビで音楽番組やライブを見る」「インターネット番組/生配信で音楽番組やライブを見る」「DVDでライブを見る」などは両者共に上位にランクインしているが、女性10代は、20代よりも「CD・DVDを買う」「グッズを買う」「有料のオンラインコンサート/フェスに参加する」などアイドル関連の購買を行なう割合が高い傾向となっている。
男女10代、20代の若年層全体の応援方法の特徴は「YouTubeなどで配信されている動画を観る」や「SNSの投稿を見る」「配信されている楽曲を聴く」などオンラインを中心としたものが「テレビを見る」よりも高い傾向を示した。
調査結果の詳細はLINEリサーチの調査メディア「リサーチノート」で公開中だ。アイドルだけでなく、バンドやソロミュージシャン、クラブイベント、演劇など様々な分野での結果が気になるリサーチとなっている。