ジョン・レノンとオノ・ヨーコによる平和のためのキャンペーン『WAR IS OVER!(IF YOU WANT IT)』のARビルボードが、12月1日から東京・ソニーミュージック六本木ミュージアム、Ginza Sony Park、ユニバーサル ミュージック・ジャパン本社に設置される。
ジョン・レノン生誕80年、没後40年目を迎える今年。ソニーミュージック六本木ミュージアムでは、ジョン・レノンとオノ・ヨーコの軌跡を2人の言葉や作品で辿る展覧会『DOUBLE FANTASY - John & Yoko』を2021年1月11日まで開催中だ。
『WAR IS OVER!(IF YOU WANT IT)』はジョン・レノンとオノ・ヨーコが1969年のクリスマスシーズンに行なった平和のためのキャンペーン。広告ビルボードやポスターを世界各地の主要都市に掲げ、全12都市で実施された。今回のキャンペーンは、SoVeCとKDDIによる国内初の空間認識技術を活用した、日常空間にARを表示させるアプリ「XR CHANNEL」を使用したARアートコンテンツ。アプリをダウンロードしたスマートフォンで対象の建物を撮影するとアプリを通じて巨大ビルボードが出現する。現在YouTubeではイメージ動画が公開されている。
なお『DOUBLE FANTASY - John & Yoko』東京展会場では、ジョン・レノンの命日にあたる12月8日から10日まで、誰でも自由に献花できる献花スペースを会場入り口に設置する。